ペトラ

4日目

「時の刻みと同じくらい古いばら色の都市」とイギリスの詩人が賞賛した
深い渓谷の天然要塞都市　ペトラ

ホテルから遺跡入り口まで徒歩2～3分　

　　　　　　　　　　

遺跡入り口にインディージョーンズのでっかい看板があり　
帰りはこれを目印にホテルへ帰るよう添乗員から説明を受ける。

インディージョーンズ最後の聖戦の地へ　いざ出発

馬に乗ったり、馬車に乗ったり　私は徒歩で歩け、歩け、

　

1キロほど歩くと　シーク（狭い岩の裂け目）に

　

象の岩、旅人とらくだの足　

　

狭く暗い道を30分歩くと　シークの先に明るい光が　おおお・・・

　

そびえ立つエルカズネ（宝物殿）



崖を削り彫りぬいた　幅30ｍ　高さ43ｍの見事な宝物殿　（中は何にもない）

ここがゴールではなくまだまだ道は続く　

途中砂絵屋に立ち寄る　色とりどりの砂を漏斗でボトルに砂絵を描いていく

　　

ナパテア人の生活展示



　1ドルでお姫様に変身

王家の墓



あるく、歩く　　λ............トボトボ

　

やっとランチタイム




ランチの後　険しい岩の階段を900段登りエド・ディルへ

　

ロバにも乗れるが　道は狭いし、岩はすべるのでかなりデンジャラズだろう
乗ってる人も　小さなロバ君も必死だ



岩山を歩いて　歩いて　へとへと。。
ロバに乗りたい気持ちを必死で我慢し、日頃の運動不足を呪いつつ一歩づつ　歩く
岩を踏みしめ　あるいて　歩いて　やっと神殿にたどりつく



到着！！！　自力で登った達成感に意義があるエド・ディル修道院でした

ミント茶を飲み　極楽　（￣。￣）c[]~~~



帰りは自由行動　歩いても、歩いても　入り口にたどり着かない

　　

馬、らくだ、馬車何でもいいから乗りたいよ

それでも命がけで　自力で歩いて帰った　

やっと　ホテルにたどり着き　バスを使いベッドに横になると
心臓がバクバクいっている、うわー、、風邪が悪化したよー
このまま　寝込んじゃったらどーしよう　不安がどっと　押し寄せてくる
。。2時間ほどでやっと納まる　

旅は体力との戦いだ　と　しみじみ感じ入る一日でした。

ヨルダン

3日目

さわやかに目覚め　アンマン市内観光へ出発

アンマン城、ヘラクレス神殿跡、ローマ劇場

　

ヨルダン考古学博物館



世界最古の人形(ひとがた)アイン・ガザルの双頭の胸像（紀元前6700年）

　

死海文書　　

　

イスラエルの死海北西の洞窟で発見された、旧約聖書の写本の断片



モザイクの町　マダバへ　

聖ジョージ教会

　　

世界最古のモザイク地図



教会の床にモザイクで描かれた6世紀のパレスチナの地図
200万のピースのモザイクが使われ　ヨルダン河、ナイル川、死海なども描かれている


マダバから　モーゼ終焉の地　ネポ山へ　

眼下に広がる約束の地　カノン（イスラエル）　40年の思いを込めてモーゼが眺めた景色



”主は彼に言われた「私がアブラハム、イサク、ヤコブに、これはあなたの子孫に与えると
言って誓った地はこれである。
私はこれをあなたに見せるが、あなたはそこに渡って行く事は出来ない」”申命記　34章

民を導きエジプトを脱出し40年、荒野をさまよいやっとたどり着いた約束の地を目前に
”あなたはそこに渡って行く事は出来ない”と言われたモーゼは、どんな思いでこの風景を見たのだろう
この場所にこれた感動とモーゼの悲しみを思い胸が熱くなった。


モーゼの墓（左）・モーゼの杖のモニュメント（右）　（本物はイスタンブールのトプカプ博物館にある）

　

　　ヨハネ・パウロ２世の記念碑


聖書の世界にどっぷりつかった後　　今回の旅行のメインイベントの死海へ

死海は海抜マイナス400メートル　海水の4倍の塩分と豊富なミネラル分を含み
海抜の低さゆえ酸素濃度も高く　紫外線もないすばらしい世界なのです。

おおお～～～　目の前に広がる死海
でも　なんか。。。普通の海っぽいです。お子様用の滑り台つきプールまであるし・・・・

　

でも　浮いた　浮いたよ～～　これは感動！！
みんな楽しく　プーカ　ぷか　浮いてました。
ひっくり返って顔が下になったら自力で起き上がれません。（頭は重いから）

紀元前6700年の人形（ひとがた）や死海文書、世界最古のモザイクのパレスチナの地図　
モーゼ終焉の地　死海浮遊体験と　一日で5年分ぐらいの感動を体感した。