
水深1000m前後の非常に深い場所に生息するために、その生態についてほとんど知られていないというミツクリザメ。
船上で逆さに吊り上げられると顎が飛び出し、くちばしのような口には多数の鋭い歯が剥き出しになる。自身の体重で顔は膨らみ、ブヨブヨした軟らかい体はみるみる褐色に変色、さらに大量出血により全身が赤く染まる(深海棲息のため、水揚げに伴う周囲の水圧の有無・変化に因るとされる)。このおぞましい姿から、英語ではゴブリン・シャーク(悪鬼のようなサメ)と呼ばれているんだそうだ。
そんなミツクリザメを猟師が引き上げた時の映像が公開されていたよ。水圧の変化によりブヨブヨになって大量出血しているので、観覧には注意が必要なんだ。
ソース:LiveLeak.com - Goblin Shark Captured By Fishermen
ミツクリザメの画像(グーグルイメージ検索より)




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関連画像:Goblin Shark caught off Sydney - Australian Museum
1983年8月22日にオーストラリアシドニーで引き上げられたゴブリンシャークの画像




☆こんなサメがおるの知らなんだ!