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近未来、人類を苦しめるであろうサイバーな10の病

2014年12月22日 | 世界びっくりニュース
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 今日、人類は過去には存在しなかった様々な病に苦しめられている。こうした新種の病が出現する傾向は、どうやら今後も続いていきそうだ。ここに将来的に人間に襲いかかるかもしれない10の病気を挙げてみた。

 どのような病気が出現するのかを正確に予測することはできないが、技術や社会的な傾向を読み解けば、それを知る手がかりになるだろう。こうした予測を警告として胸に刻んでおくことだ。

 なお、生物工学を駆使して開発された人工ウイルスの拡散、あるいは脳のハッキングをはじめとする、バイオテロやバイオハッキングといった意図的な行為によって、全く新しい未知の問題が発生する可能性も大いにある。だが、ここで紹介するリストでは、その可能性までは考慮されていない。ここに挙げられている病は、技術の進歩によって出現するであろう健康問題のみであることに留意して欲しい。

1. 仮想現実依存症


 『新スタートレック』でレジナルド・バークレー中尉がホロデッキの重度の依存症に陥ったエピソードをご存知だろうか? 退屈なだけの本当の人生よりも仮想世界の方が遥かに楽しいことを考えれば、こうした人間がいても責めることはできない。

 現実世界と見分けがつかないほどの仮想現実システムが開発されれば、人々にとって現実で生きることは次第に困難なものとなるはずだ。しかも仮想世界で距離を気にすることなく友人たちと物理的な交流を図ることができるなら、もはやここから離れることすらできなくなってしまうだろう。グーグルグラスでインターネット依存症に陥った患者の治療が行われるなど、実はすでにその兆項が現れ始めている。

2. 解離性現実障害


 リアルな仮想現実の登場は、現実と仮想現実の区別がつかなくなる症状を引き起こす可能性もある。この病では、ある経験が現実世界の出来事なのか、それとも超リアルな現実のコピーであるのか判断できなくなる(興味深いことに、両世界の境界が曖昧になるほどに、その区別は重要性を失って行く)。これは対人関係にも影響を与え、目の前の相手が本物の人間であるのか、それとも高度な仮想ボットであるのか判別することも難しくなる。

3. 自己同一性情動不安


 奇妙に思えるかもしれないが、未来では我々が何者か、さらには何であるか知ることが困難となるだろう。人類は脳の認知プロセスをインターネットに移譲しつつある。そして面倒な仕事は人工知能に任される。やがて人工知能が個人のアイデンティティすら代理し、本人から学習したクラウド上の外自己(exoself)が、本人そっくりに振る舞う。そしてサイバースペースへの移行があらかた終了した時点で自己同一性危機が発生する。

 一体クラウドのどの部分が自分自身であるのか? この問題は、それぞれ異なる環境で暮らす複数の人格を持つことによってさらに深刻化する。どこまでが自分であり、どこからが自分ではないのか、その境界が判然としなくなる結果、個が喪失し、自己についての病的な混乱に苦しむことになる。

4. コールドスリープ後社会的統合障害


 あなたが数百年、場合によっては数千年ものコールドスリープから目覚め、まったく新しくなった社会に溶け込もうとするときの状況を想像してみて欲しい。冷凍された肉体の状態にもよるだろうが、身体はハイテクを使ったサイボーグに換装されているかもしれない。ひょっとしたら肉体など最早なく、仮想現実上の存在になっている可能性だってある。当然、見たこともない技術や習慣が溢れる新しい社会の暮らしには全く付いていけないだろうし、周囲の人間はまったく別の人類へと進化していることだってあり得るのだ。

 ただし、この時代の生き方を直接脳にダウンロードし、そのショックを和らげることも可能かもしれない。

5. サイバネティック敗血症


 長期的なサイボーグボディの移植がどのような問題を起こすのかは明らかではない。アレルギー反応や拒絶反応などの免疫系のトラブルに悩まされるかもしれない。移植したパーツが、感染症や炎症などの合併症を引き起こすこともあるだろう。生身の肉体の機能を阻害する可能性も考えられる。さらに、サイボーグパーツ自体が劣化や腐敗を起こし、そこから有害物質が流れ出るケースも想定しておくべきだ。

6. ナノ有害物質ショック


 ナノテクは、善きにしろ悪しきにしろ、人体のあらゆる状態を変えてしまう可能性を秘めている。現代でさえ、ナノ物質の産業および商業利用が生体や生態系に与える影響についてはっきりしない点が多く、これが環境中に拡散したときの帰結を科学者は懸念を示している。

 こうした物質は分子レベルの大きさしか持たないため、環境中で生体濃縮されることは明らかだ。人間は徐々にナノ汚染物質に曝露するようになり、細胞やDNAの損傷など、様々な疾病の原因となり得るだろう。

 これと関連して、ナノ技術を利用した人体注入用デバイスも健康被害を起こす恐れがある。欠陥を持つナノボットが誤った箇所へ薬剤を投与する可能性があるほか、それ自体が組織を傷つける危険も否めない。プログラム次第では、無秩序な自己複製を行ない人体の内部崩壊の引き金まで引くかもしれない。

7. 超知能誘発性精神疾患


 現代社会は知性の高さを闇雲に信奉している。そのため、遺伝子工学、向知性薬、サイバネティクスなどのバイオテクノロジーの粋を結集して、自身の認知機能を強化しようとする可能性は非常に高い。

 だが問題は、現代の文化が知能を非常に狭く捉えていることだ。例えばIQがその最たる例で、理論神経生物学者マーク・チャンギージーはこれを”チェスと脳先行型知能”と揶揄している。こうした極端な認知機能を手に入れたところで、上手く行かないことが明らかとなるだろう。進化を通して調整されてきた精神が、際限なく上昇する知能を扱うことができない可能性があるからだ。

 脳の強化が原因で、反社会的行為に出たり、いきなり正気を失ってしまうかもしれない。数学者ジョン・ナッシュは強迫的なパターン認知に苦しんだが、他にも発作、情報過多、不安症、存在不安、病的な自己愛、極端な疎外感などの症状が考えられる。

8. ロボット恐怖症


 技術の進歩によってロボットの普及が社会一般まで広まるようになれば、それらはより強力な影響力を持つようになり、場合によっては人間のように振る舞うこともあるかもしれない。こうした状況でロボットに対する不安感に悩む人も出てくるだろう。

9. 自己刺激依存症


 性の快楽チップが開発されれば、例えようもない快楽への扉が開かれる。朗報に思えるかもしれないが、大抵の人間はそれに溺れることのない強い意志を持っていないだろう。

 2008年、神経科学者モルテン・クリンゲルバッハとティプ・アジズが、脳にチップを移植し、眼窩前頭皮質に微弱なショックを送信することで、快楽中枢を刺激することに成功したと発表した。実験でラットは、報酬スイッチの切り替えを止めるよりも、飢える方を選んだそうだ。また視床刺激装置に依存した女性の事例が証明するように、自己刺激はたやすく常習化する。性の快楽チップが世に登場すればたちまち普及するだろうが、精神病マニュアルに記載される日も遠くはない。

10. 流行型延命倦怠感


 加齢を克服した暁には、永遠に続く人生に退屈する人も出てくるだろう。だが、より可能性が高いのはもっと実存的なことではないだろうか? 人生自体が面倒に思えてくるのだ。それは倦怠感という感情である。

 倦怠感を抱えながら生きる超高齢者たちは、何もかもが繰り返しでしかないことに気がつく。心がトキメクような出来事や、目新しい物事など何1つ存在しない。アメリカのシンガーソングライター、ジョン・メレンキャンプが述べたように、「生きるスリルが消え失せた後も、ずっと人生が続く」のだ。こうした感情が流行し、社会的な健康問題となるだろう。

via:io9

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