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老子の霊訓1~人生とは砂中の宝塔を掘り起こす作業

2012-12-16 21:08:05 | 老子の霊訓
努力して獲得するものではなくて、本来あるものなのです。要は砂の中に埋もれたこの宝塔(ほうとう)、宝の塔ですね、これを掘り出す作業なのです。 
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*レムリア・ルネッサンス推奨局 2008/07/30(水)ブログの記事
http://manucitizen.blog107.fc2.com/category36-1.html
 老子の霊訓1~人生とは砂中の宝塔を掘り起こす作業 
『―― 老子の招霊を行う ――
老子  ――ニイハォ、。バンチン、オウフウテイ、ユウハァイツウ、シンワイツイワイ……(中国語で自己紹介が行われる)

―― 老子先生ですか、このような場所にお招きし恐縮でございますが、ここに中国のかつての諸聖賢方からご意見を伺って、これを霊言集としてとりまとめまして、現代および後代の人びとにお伝えしたいと存じております。またこのことによって私ども自身の勉強の資といたしたいと思いますが、何かご高説を承ることができましょうか。
老子  ハオ、ハオランツウ、アイ、ウイシアツウ……(中国語が続く)
―― お話中で恐縮ですが、残念ながら今の私は中国語を解しませんのですが、あなた様は中国にお生まれになったのが、今からおよそ二千数百年前のお方で……。
老子  ワイ、――
―― その後この現世にはお生まれにはなっておられないのでしょうか。できましたならあなた様がお説きになられた思想の一端なりとお話願って現代及び後代人の生きる上での指針とさせて頂きたいと思いますがお願いできましょうか。
老子  ――(中国語で延々と述べる。)―― (訳)  私は今ここに、このようにお招き頂きましたけれども、私と、あなた方とは決して無縁の存在ではなくて、永年の転生輪廻の過程で共に「法」を説いて来た仲間であります。
また日本というような、このような素晴しい風光明媚で、また人の知識も高まっている時代に、あなた方が生まれてこられたということ、これは非常に神の恵みの下に生まれ代わって来られたのであり、神に感謝すべきだと思います。
またこのような形で、あなた方が生きておられる間に、私が通信を送れるということも、これもまた神の恵みであります。このような神の恵みに対し、私たち、共に感謝いたしましょう。

―― あなた様は、当時の孔子様のご思想とは若干違ったご思想を唱えられたということですが――何か自然の道ということを説かれたということですか……。
    *孔子 - Wikipedia
老子  そうです。諸聖賢がこのあなた方の前に降りられて、様々な話をされたと思うのですが、彼らの話の大部分を考えてみると、やはり努力の教えであります。
人間は何か努力をしてそして自分を高めていかねばならない。悪しき自分から善き自分へと、脱皮しなければいけない。
そういった教えがやはり七割~八割の人の教えであろうと思います。


私の説いていた「無為自然(むいしぜん)の道」というのは、それとも違うのです。
人間は努力はいらないのです。努力しよう、しようと思う焦りの心が、人間をして牢獄に閉じ込めてしまうのです。人間はもとより、原始より悟った神の子なのです。悟った仏の子であります。

そうである人間ならば、人間は己が心を天真爛漫(てんしんらんまん)に、そして自由自在に解放することによって、はじめて本来の自己にもどれるのです。
立ち戻れることができるのです。これは努力によって獲得することではないのです。今、私はあなたに古代中国語、過去世において学んだ中国語を語って貰おうとしましましたがそれが少し難行しました。

なぜかといいますと、あなたの頭の中には、教えとか、あるいは特殊な能力というものは、努力して獲得しなければならないものだという考えが根強くこびりついているのです。
そうではないのです。努力して獲得するものではなくて、本来あるものなのです。要は砂の中に埋もれたこの宝塔(ほうとう)、宝の塔ですね、これを掘り出す作業なのです。

本来宝の塔のような存在、知恵でギッシリ詰まったそういった宝塔を、人間は自分自身の中に埋めているのです。
これが永い間波風や、砂や、様々なものに当たって埋まってしまっているのです。
要はこれを掘り起こすということ、自然のままの相(すがた)にとり戻すということなのです。

でありますから、新たなものを決して積み上げていくのではなくて、本来あるのを塵(ちり)や垢(あか)を除いて顕(あら)わに出すということです。
ですから努力努力といって東奔西走(とうほんせいそう)している人たちに対して私は言いたいのです。


人間は本来神の子であり、自分自身の中に総てが入っているのである。
あなた方の意識の中には今菩薩界であるとか、如来界であるとか、宇宙界であるとか、そういった次元の意識、高い低いの意識があるかも知れないけれども、そうした差別知でもって物事を考えるのは非常に危険なことです。


喩えて言うならば宝塔なのです。すべての人間がそういった宝塔を持っているのです。それが埋もれているだけなんですね。
ですから皆さん、それを積み重ねることばかりを考えるのですが、そうではなくて、たとえて言えば砂浜にそのような宝の塔が埋もれて出ているのです。
この砂をですね、一階、二階、三階と取り除けていく作業をやっているわけです。そしてすべて出せばこれが如来界になり宇宙界になるだけのことなのです。

よろしいですか。埋もれている部分が多いというだけなのです。ともすれば人間はこの地上に、たとえば宝の塔を築き上げるような意識を持ってしまいます。
一階建、二階建、三階建、五重の塔とか、七重の塔とかそういったものを造ろうと思ってしまうのです。
そうではなくて、本来なるものはみんな埋まっているのです。筍(たけのこ)のようにそれを据り起こすだけの作業が必要なのです。


その作業というのは努力ではなくして、喩えていうならば、ブルブルっと身振いをするようなものなのです。
よいですか、今あなたは、たとえば中国語で話そうとして努力してそうはなりませんでした。それは何か特殊な技法があって、それを獲得しなければ出来ないと思いました。そういう考えがあるのです。

私はあなたに言いました。要するに心を解放しなさいと、風穴を開けなさいと、そういったものなのです。ただそれだけのことがほとんどの人間はできないのです。

心を空(から)、にすることができないのです。そういった砂を取り除くということができないのです。
上へ積み上げることばかりを考えているから、自分が埋れた存在であるということに気がつかないのです。
箒(ほうき)や叩(はたき)で払い除けるのと同じことなんです。本来備わっているのです。ただそれを出すだけのことなのです。
これは、比喩として理解されるかも知れないけれども、本当の意味において、私の言っていることを十分理解している方は、この地上には居ないのです。

あなた方仏法者、或いはキリスト教者、他の宗教者にとってもやはり修行の階梯、階段を登り詰めてはじめてキリストだとか、釈迦だとかそういったものに到達するのだという考えを持っているのです。』


 老子の霊訓3 知者は知に医者は技に溺れ、本質の外を空回りしている
 老子の霊訓2 無為自然の道
 老子の霊訓1 人生とは砂中の宝塔を掘り起こす作業
(1986年1月31日の霊示)
老子の霊訓
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福録
*伊勢白山道「老子の言葉」
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*老子「道徳経」と伊勢白山「道」道経「1章~37章」
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*老子「道徳経」と伊勢白山「道」徳経「38章~81章」
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*「生かして頂いて ありがとう御座位ます」の意
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*コノ世の隠れた一面http://417hikaru.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13927448
*先祖供養は超お得な徳http://417hikaru.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13496511
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