マーケティング
本日は、検定問題だけをやりました。
「マーチャンダイジング」という難しい用語が出てきました。
抽象的な概念です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/には、以下の説明がありました。
本日はノートを回収し、問題9について確認しました。
マーチャンダイジング (merchandising) とは、一般的には、
消費者の欲求・要求に適う商品を、
適切な数量、適切な価格、適切なタイミング等で提供するための企業活動のこと[1][2]。
「商品政策」「商品化計画」。
「MD」と略されることもある[3]。
概説[編集]
マーケティング活動のひとつ[4]として位置づけられることが多い。
ただし、マーチャンダイジングという言葉が
主として使われる場は、アカデミックな場ではなく、
実際の商業の場なので、
多義的で流動的に用いられている[5]。
例えば百貨店業界でのマーチャンダイジングの実態は、
仕入れ、販売、管理などの業務フローについての
マネジメント・コントロールであり、
マーチャンダイジングは経営マネジメントの概念のひとつとして
捉えるべき[6]ともされる。
メーカーで製造された「製品 (Product)」が
小売業で扱われると、同一物でありながら
「商品 (Merchandise)」へと呼び名が変わる。
そこからもMerchandisingという概念は、
基本的には小売業と関連のある概念[7]ともされる。
製造業においては「商品計画」に類似する
「製品計画」という言葉が用いられているが、
これは指し示す範囲が異なっているともされる。
近年のマーチャンダイジングにおいては、
POSは重要なツールとなっている[8]。
マーチャンダイジングを行っているのは、
消費者と直接接する小売業者であることが多い。
だが、メーカー、卸売業、小売業などが一丸となって共同で行うこともあり、
これは「チーム・マーチャンダイジング」などと呼ばれる。
例えばイトーヨーカ堂の「チームMD」などが知られる[9]。
諸定義
マーチャンダイジングには様々な定義が存在し、
論者によって異なりもすれば、また時代とともに変遷もしている。
「Merchandising」は「Merchandise」に由来すると言われている。
Merchandiseには動詞と名詞があり、
動詞ならば「取引する」「商う」「販売を促進する」という意味であり、
それにingを付けて動名詞化したものとすれば、
売買活動、商いの活動を指すようになった[10][11]、ともされる。
古くはNystromが、アパレル分野でのマーチャンダイジングの定義を行い、
「マーチャンダイジングとは、注意深い計画、
優れたスタイリングと生産、または選択と仕入、
及び効果的販売」としたという(1932年)[12]。
全米マーケティング協会(AMA)の定義は
以下のように改訂、変遷してきている[13]という。
1948年 「適切な商品やサービスを、適性な場所、
時期、数量、価格によって、顧客に提供するための計画、活動」
1960年 「企業のマーケティング目標を達成するために特定の商品、
サービスを最も役に立つ場所と時期と価格で、
数量を扱うことに関し計画し管理すること」
2008年現在 「インストア・ディスプレイを展開するメーカーの販促活動、
および、小売業における商品(アイテム)と商品ラインの明確化」
しかも現在AMAではマーチャンダイジングを、
小売業だけでなく製造業にも適用される活動であり、
小売業では売場のアイテムレベルと
店舗のラインレベルの複数のレベルがある、としているという。
ビジュアル・マーチャンダイジング
店舗、商品演出において、マーチャンダイジングを
視覚的に訴求しようとする手法を特に
「ビジュアル・マーチャンダイジング」
(略称:VMD=visual merchandising)という。
商品陳列の視覚効果を狙ったビジュアルプレゼンテーションは
その一要素であるが、VMDはより幅広い内容と活動を含んでいる。
店舗の統一コンセプトに基づき、品揃えや店舗デザイン、
プロモーション、陳列方法などを連動させ、
客の視点にたった見やすく買いやすい売り場を
総合的に作っていくことが目標となる[14]。
出典[編集]
^1 広辞苑
^ 大辞林
^2 『衣料品MD(マーチャンダイジング)の成功方程式』他
^3 大辞林
^4 宮副謙司,2008年,「マーチャンダイジングの捉え方について」(東京大学COEものづくり経営研究センター MMMRC Discussion Paper No.193, p.1
^5 宮副謙司、同論文 p.1
^6 宮副謙司、同論文 p.7
^7 『小売業「超POSマーチャンダイジング革命」の具体策―価格破壊時代に勝残る』
^8 関連書:村上 豊道『ヨーカ堂グループのマーチャンダイジング革命―効率売り場で高利益を生み出す「戦略型MD」導入の実際』ぱる出版、1998
^9 小山周三『現代の百貨店』日本経済新聞社、2001年
^10 宮副謙司、同論文 p.4
^11 宮副謙司、同論文 p.4
^12 宮副謙司、同論文 p.1
^13 朝日新聞社. “コトバンク/ビジュアル・マーチャンダイジング”. 2013年4月28日閲覧。