海外ドラマ!のニュース記事を原文転載しています。 |
大御所ダスティン・ホフマン主演の新作ドラマ「Luck」は、競馬界を描いたサスペンス仕立てのドラマらしいですが、そのドラマのロケで使っていた馬が度々転倒などの事故を起こして、合計3頭もの馬を安楽死させていたらしい。当然、動物愛護団体が黙っている訳がなく、局側に放送中止を求めて猛抗議!あえなくシーズン1で打ち切りが決定したそうです。↓下に詳細記事を転載しました。
「Luck」 2012年03月16日付記事転載 ダスティン・ホフマンの主演ドラマ『Luck』、3頭の馬を安楽死させ、打ち切りに! アメリカで2月から本放送を開始したダスティン・ホフマン主演のドラマ『Luck』。映画『ヒート』のマイケル・マン監督が競馬界の男たちを熱く描いた本格派ドラマで、かなり期待度の高いドラマだったが、撮影中に転倒した馬を安楽死させる事故が発覚。米HBOは14日、この事態を重く受けとめ、同シリーズの製作中止を米メディアに発表した。ダスティンやニック・ノルティらベテラン俳優陣の濃密な演技と骨太のストーリーが高く評価され、早くもシリーズ2の制作がスタートした矢先だっただけに、打ち切り決定は大きな衝撃を与えている。 制作中止の直接の引き金となったのは、13日朝にロケ先のサンタアニタ競馬場で転倒した馬を安楽死させた事故であることは間違いないが、今回の決定の予兆がまったくなかったわけではない。同番組はこれまでに同様の事故をシリーズ1の撮影中に二度起こしており、安楽死させられた馬は今回でなんと3頭目なのだ。動物愛護団体のPETAは撮影開始以前から安全策の見直しをHBOに求めてきたことから、三度目の事故に激しく反発。安全管理に手落ちがあったとして製作側を非難し、13日深夜、事故の詳しい調査と番組の放送中止を強く求めた。HBOはこれを受けて翌14日に苦渋の決断を下したものと思われる。 一方でHBO側も度重なる事故に対し、何も防止策を講じなかったわけではない。映画製作における動物の福祉を担うアメリカ人道協会(AHA)の協力をもとに、カリフォルニア競馬委員会(CHRB)認定の獣医と馬の脚部を撮影するX線技師を増員するなど、安全策の強化に努めてきたようだ。 HBOは声明の中で、「安全には可能な限り万全を期したが、それでも事故は起きてしまう。これ以上痛ましい犠牲が出ないよう、製作中止という最もつらい決断を下した」と述べている。また同シリーズが評論家に好評だが、視聴率に伸び悩んでいたことも決断に影響したとも考えられる。いずれにせよ、鳴り物入りでスタートした話題作だっただけに、ファンには残念な結果となってしまった。 ■ 日本未放送です。 ■ キャスト&ストーリー概要 TVシリーズに初めてレギュラー出演する名優ダスティン・ホフマンは4年の服役を終えたばかりのタフでインテリな60歳後半の男性を演じる。その他、ニック・ノルティ(映画「サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方」)、デニス・ファリーナ(「Law & Order」)、ジェイソン・ゲドリック(「デスパレートな妻たち」)といった豪華な顔ぶれ。競馬の世界に焦点を当て、馬主やジョッキー、ギャンブラーといった様々な登場人物たちが織りなす濃密な人間ドラマと、裏で進行する犯罪ドラマを、スリリングに描いていく。 |
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