昨日の雨が嘘のように晴れ、気温の少し高い梅雨の中休みの日の夕方頃に長女が産まれた。長男も私も、そして父、母、奥さんの両親も病院にいた。私は何故か二度目のためか、長男が産まれた時に比べ落ち着いていた。
私の、そして奥さんの、それぞれ両親は非常に喜んでくれた。
長男は妹が出来る事がピンときていないのか、少しフワッとしていた。
ただ、初めて見る妹に少し興味をしめした様にジッと見ていたのが印象的だった。
長女は長男と違い、3000グラムを超す、少し大きめの、そして元気に泣く活発な女の子だった。
私の母が長男に言った
『妹が、できたから、お兄さんだよ、しっかりするんだよ。』
私の父も長男に言った。
『男の子だから、妹を守ってやるんだよ。』
『うん、僕、守ってやる!』
6歳にして長男は頼もしい、をのこ。である。長男は今では考えられないが、当時は頼もしかった。