介護というには大袈裟ですが。

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6歳でも、をのこ。です。 52

2022-10-28 19:24:39 | 日記
昨日の雨が嘘のように晴れ、気温の少し高い梅雨の中休みの日の夕方頃に長女が産まれた。長男も私も、そして父、母、奥さんの両親も病院にいた。私は何故か二度目のためか、長男が産まれた時に比べ落ち着いていた。
私の、そして奥さんの、それぞれ両親は非常に喜んでくれた。
長男は妹が出来る事がピンときていないのか、少しフワッとしていた。
ただ、初めて見る妹に少し興味をしめした様にジッと見ていたのが印象的だった。
長女は長男と違い、3000グラムを超す、少し大きめの、そして元気に泣く活発な女の子だった。
私の母が長男に言った
『妹が、できたから、お兄さんだよ、しっかりするんだよ。
私の父も長男に言った。
『男の子だから、妹を守ってやるんだよ。』
『うん、僕、守ってやる!』
6歳にして長男は頼もしい、をのこ。である。長男は今では考えられないが、当時は頼もしかった。


長男が一段落。そして長女の誕生 51

2022-10-28 06:54:26 | 日記
長男が小学生に入ったあたりからか、少し一人で歩け、何から何まで手のかかる時期から一段落した頃に長女が生まれた。特に計算をしたわけではないが、結果として、長男と長女は、少し年が離れている。
そのため、兄弟ゲンカは、他の兄弟に比べ少なかった様な気がする。
大黒柱の奥さんも2度目の出産という事もあり、ギリギリまで会社に出勤をした。当時健在だった父は、奥さんの体調を心配したが、奥さんは大丈夫と出産間際まで出勤をした。
当時は、今より不景気感が世の中に充満し、働けるときに働いておきたいと、奥さんは思っていたのかもしれない。
出産予定日が、いよいよ一ヶ月後に迫ろうかというゴールデンウイーク前、事務手続きを終える形で、一時休職に奥さんは入った。長男の時とは違い、だいぶ産休が浸透していた時期だった。
『新入社員に引き継ぎたかったが、まだ合同研修だから引き継げなかった。』
と産休明けの事を考え、少し奥さんは懸念材料があるようだった。
そして、一ヶ月少し後、元気な長女を出産する。
偶然だが、私の誕生日の3日後であった。

似てきた母と長女 50

2022-10-27 17:17:16 | 日記
最近気づいたのだか、母と長女が最近非常に似てきた。長女は我が家の大黒柱の奥さんには、何故か雰囲気は違った。
私は医学的な遺伝子に詳しくなく、何とも言えないが、母と長女が似てきたのは遺伝子的な事もあるだろうが、他にそれだけ2人がいる時間が長いという理由があるのではないかと思う
振り返れば私も奥さんも共働きで、長女の家庭での育児は母が主にしていたような気がする。
長女は、長男と同様、いやそれ以上に、おばあちゃんっ子だった。
我が家のアルバムには、母と長女がワンセットのように写っている写真が沢山ある。
長女が後60年たったら、母の様になるのだろうか?
それならそれで、安心なような、少し不安な様な複雑な思いがした。


女子会にガツガツは駄目らしい。 49

2022-10-27 09:54:07 | 日記
『悪い人ではないのよ。』
母が、こう言う時は、だいたいその人に好意を持っていない時である。
ダンス教室の80代の新人さんについてである。
『喫茶店で奢ってくれるというのだけと、何かねぇ、そんな気にならなくて』
私は奢って貰えば良いのにと思っていたが、長女は母の意見に同意した。
『女同士に男が入るのは、違和感が出る。』 
『ガッガッした男でなければ構わないが、奢ってくれる段階でガッガッ来そう。
母と長女は非常に考えが合う。
また、私は一人ぼっちになってしまった。


新人さんの気になる点 48

2022-10-26 17:53:26 | 日記
母のダンス教室に80代の新人さんが入ってきた。彼は人当たりも良く、ダンスも経験者というだけあって上手だった。
母も含め、彼の事を皆、好意的に受け止めた。
ただ母にとっては一つだけだが気になる事があった。
それは、ダンス教室が終わった後に、皆を喫茶店に誘うのだと言うのだった。
彼は悪気はなかった、聞けば奥様をなくし、独り身で寂しいとのことで、ダンス教室の新しい仲間に溶け込みたいという思いがあるのだろう。
経済的にも困っている様子はなく、奢りたがる癖もあるらしい。
私は奢って貰えば良いのにと思うが、何故か母は嫌がった。そして、ダンス教室の他の仲間も誘いは断っているという。
『コロナが怖いから。』
と言っているらしい。
80代の新人さんは、それなら仕方ないと、毎回寂しそうに帰って行くとの事だが、母は誘われる事を拒絶していた。