ここ数年、城めぐりに夢中なので、国内で、旅したいところが
次々に出てきて・・・「ディスカバージャパン」状態。
「海外旅行は、もうイイかも・・・」なんて、思っていました。
・・・それ、カン違いでしたっ!
(フィンランド、ロバニエミのサンタクロース村。冒頭画像も同じ)
先日・・・
テレビに、コロナ禍で、サンタさんも自粛中だという映像が流れたとき・・・
アタクシ、ウルウルしちゃって・・・
ここでは、ほとんど触れたことがありませんが・・・
アタクシ、大の「ムーミン」好きでして・・・
正確に言うと、作者のトーべ・ヤンソンさんに憧れています。
それが高じて、ムーミンの故郷・フィンランドを旅するようになり
やがて、オーロラに惹かれ・・・
オーロラ目当てで、冬のフィンランドも、2018、2019年と旅しました。
(→「もう一度、北極圏」)
(ホテルに貼られた極夜の掲示。12月3日に太陽が沈んだ後、
次に昇るのは、翌年1月9日・・・その間は、せいぜい薄明かり)
でも、肉眼で、はっきりしたオーロラを見られたのは、1度だけ。
それも帰りの飛行機の窓越しという・・・w
そもそも、冬場のフィンランド(ラップランド地方)は
↑極夜(キョクヤ)・・・白夜の反対で、一日中、太陽が昇らない期間が
約一ヶ月続くので、いつもいつも薄暗いのです。
なんだかなぁ・・・
でも、オーロラは見たい・・・
そっか、ノルウェーのフィヨルドを行く、↑フッティルーテンのクルーズに
すればいいんだよね。フィンランドは、もういいや・・・
(注.ノルウェーだって極夜はあります)
・・・と、生意気にも、のたまっていました。
それが、サンタさんに、涙、涙ですもん・・・
雪景色に立つ、樅の木を見るだけで、泣けてくるとは思わなかった!
「行かなくていい」などと、言えたのは、
「行く」「行かない」を選ぶ、自由があったときの話。
このコロナ禍、そんな自由はありません。「行けない」1択。
「緊急事態宣言回避」のために、我慢の3週間が呼びかけられる今・・・
新型コロナウイルスの先行きを考えるだけで、滅入りそうです。
これだけ、世の中が大変で・・・
国内の移動だって、ためらうときに、
海外旅行なんて、何を、ほざく?
・・・そう考えるから、
なおさら、旅の記憶に、胸がうずくのでしょう・・・
なんか、後ろ向き・・・これ、ダメです。
毎朝、ベッドの中で、祈るような気持ちで検温しています。
今朝も、平熱の結果に、ホッとし、
感謝の念で、いっぱいだったはずなのに・・・
フィンランドだって、オーロラだって、元気でいれば、きっと行けるっ!
・・・いや、行くからっ!!
アラカンは、まだまだ、前を向きますっ!
コロナ禍、絶対に乗り越えましょう!
そうそう・・・
ついうっかりしちゃうけど・・・
我が家は、先日、夫が定年を迎えたばかり・・・
健康はもちろんですが、
旅の自由が戻ってくるときのために、
先立つものも準備しなきゃねw