ようこそ「LENTO」小路へ

旅にお出かけ、おいしいもの、そして日常。「LENTO」(ゆっくり、のんびり)に、いきましょう♪

できることは、できるときに~旅の実感!

2022-05-26 | 旅行
おはようございます。
本日は、もろもろの感慨を込めた旅バナに、
どうぞ、おつきあいくださいませ。


(小谷城から琵琶湖を眺める。画像ではわかりにくて、ごめんなさい)


2014年秋、夫の「日本100名城」スタンプ集めで、
滋賀県の彦根城小谷城に登城しました。

その移動の折・・・
佐和山城の看板を見かけたのです。



関ヶ原の合戦で敗れた、石田三成の城、
佐和山って、ここにあったんだ・・・と興奮、
ちょこっと寄ってほしいと、夫に頼みました。

「時間がないからムリ!」
ハンドルを持つ夫は、にべもなく・・・



続いて、小谷城。↑↓

当主・浅井長政の自刃と共に落城した城は、
憧れのお市様が、浅井三姉妹をもうけた城です。

ゆっくり歩きたいと申すも・・・
「暗くなってきたし、(小谷城戦国)資料館が閉まっちゃうから
そんな時間はない!」と、またも突き放されました。

当然、アタクシ、ぶすくれましたが・・・
夫の言うことも、もっともだと・・・

小谷も、佐和山も、ゆっくり城歩きをしようね!」と、
夫にムリムリ約束させたのでした。


(井伊家の菩提寺・清涼寺。後ろが、かつての佐和山城)


それから・・・7年半・・・

あの頃と比べたら、城めぐりの知識と情報は、格段に増えています。
山城歩きには、トレッキングシューズやストックなどが必要な場合も、
あると、身にしみました。

今回は、小谷城も、佐和山城も、しっかり登城するつもりで、
シューズとストックも持参しています。


(小谷城、本丸。画像中央の盛り上がった部分)


ああ、それなのに・・・

7年半の歳月は、アラ還夫婦から、
体力、気力を確実に奪っておりました。



小谷城は・・・

2014年のアタクシは、
ふもとの追手道から登り、本丸を経て、一番奥の大嶽(オオヅツ)城まで登ろう、
所要時間3時間越えのルートを、夢見ました。



でも、2022年の現実は・・・

前回と同じく、金吾丸手前の駐車場↑まで、
つまりギリギリまで車で上り・・・本丸に着くと引き返してきました。
歩いたのは正味30分ほどでございましょうか・・・w



佐和山城にいたっては・・・
天気予報で、暑くなることが予想されており・・・

かつて島左近の邸があったとされる清涼寺と、
登山道入り口にある↑龍潭寺石田三成公像を拝見できればいいや・・・
と、ハナから低い志で望んだ次第。

それなのに、
その低い志すらも、ろくに達成せず・・・
というのも、わんさか猿が出てきて、恐れをなしたのでございます。


(せっかくの三成公なのに・・・お顔が見えず。ごめんなさい!)


結果、↑三成公像を拝むと、即・退散でした・・・

は~~

人間、できるときにしておかなきゃダメですね。

2014年に50代だったアタクシたち夫婦も、
夫は60歳を越え、アタクシも還暦間近の、立派なアラ還でございます。


(本丸奥の大堀切。小谷城は見事な遺構ばかりでした)


もっとも・・正直に言えば・・・
ウチって、アウトドア夫婦じゃないじゃん!
で、トレッキングって、どうよ!?(ムリ、ムリ、ムリ~~)

・・・失礼いたしました。


(龍潭寺。ここから佐和山城への登城が始まるらしい)


小谷佐和山を断念したのは、
年齢のせいだけではありませんでしたが・・・
やっぱり体力と気力の衰えは、実感しています。

コロナ禍で、もろもろ諦めていた時期があるだけに・・・
今、旅できることに感謝の念も湧き・・・

「できることは、できるときに!」と、
心から思うのでございました。

***************************
本日も、おつきあいいただいた皆さま、
どうもありがとうございました。

なお、小谷城は素晴らしい遺構が見られ感激、
浅井家ゆかりの周辺地域も含め、いずれ、まとめたいと思っています。
どうぞ、またお立ち寄り下さいませ。

コメント    この記事についてブログを書く
« 美味なプリンは甘じょっばい♫ | トップ | 「レントよりも遅く」~ピア... »