おはようございます。
昨日の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、魂が抜けてしまって・・・
本日は感想文に、おうぞおつきあいくださいませ。
先週、第15回「足固めの儀式」で、
恐れていた上総介広常(佐藤浩市さん)の殺害が、ついに起こり・・・
今回は、義仲軍と義経軍が、ぶつかって・・・
ああ、来週は、いよいよ・・・
清水冠者・源義高(市川染五郎さん)さまが・・・
それを思うと、もうもう・・・
普段だったら、とっくに寝る時間なのに、ぼんやりして全く動けず。
あまりの、しおたれぶりに、夫が、
「わかっていたことだろう・・・」と呆れておりました。
(光明寺の丘から、鎌倉の海を眺める)
そうです、わかっていたことなんです。
そりゃ、大河ドラマ、ベースは歴史にあるんですから。
誰がどう生き、いつ死ぬか・・・
言ってみれば、最初からネタバレ状態・・・
だからこそ、脚本の三谷幸喜氏は、
ドラマも、軽妙な会話や場面を織り込んで、笑いをとるのでしょう。
そうでなければ、「鎌倉殿の13人」は、凄惨な辛すぎるお話ですよね・・・
(国道134号線を鎌倉方面へ)
・・・って、考えていたら、
またまた、どんよりしてしまうので・・・
切り替えましょうっ!
昨日は、中川大志さん演ずる、畠山重忠さまの見せ場が♥
最近、出番が増えてきて・・・
さすが、「鎌倉武士の鑑」でございますわ~
(詳しくは→「畠山重忠ゆかりの地めぐり」他)
(埼玉県深谷市「畠山重忠公史跡公園」の重忠公像。
馬をかついでいます)
畠山重忠公といえば、一ノ谷の合戦の鵯越!
あまりの急な斜面ゆえ、馬がかわいそうだと、かついで下りたという・・・
怪力と優しさを現わすエピソードです。
下見の折に、重忠公は「後世に伝わる働きをしてみせましょうぞ」
とか、なんとか、おっしゃっていましたよね♫
はい、ご立派に、後世に伝わっております!
さらに、源範頼軍が平家軍との戦闘真っ最中の場面に、
騎馬で現われた義経一行は、全員泥だらけ・・・
鵯越の斜面を駆け下りたことを、示唆しておりました。
重忠様は、やっぱり愛馬を担いで下りられたのかしらw
昨日も、何かと、重忠様の聡明さの光る言動が、随所に・・・♥
(畠山重忠邸は、鶴岡八幡宮のすぐ脇でした。当時も、今も一等地!
国宝館と弁財天の間の道から出たら、すぐの場所に碑があります)
その他、アタクシのツボは・・・
義仲の愛妾・巴御前が、ウサギのようにおとなしい妻に物足りなかった
和田義盛から気に入られたり・・・
(二人の間の子どもが、怪力無双の朝比奈義秀という伝承がある)
パパ・三浦義村(山本耕史さん)が、娘(後の矢部禅尼)を
金剛(後の北条泰時)と共に育てるよう、預けに来たり・・・
(長じて結婚するものの、なぜか離別・・・)
これからが、楽しみなエピソードも満載でした。
(鎌倉・鶴岡八幡宮 太鼓橋)
歴史って・・・
輝かしい英雄の話ではないんですよね・・・
そこに至るまで、死屍累々・・・
人の世の哀しみでもあるわけで・・・
ドラマや本の世界なら、涙を流すことは、カタルシスになるけれど・・・
現実の涙は、とんでもない言語道断。
いまだ、ウクライナでの戦争は終わる気配がありません・・・
21世紀の歴史は、いったい、どうなるのでしょうか・・・
・・・本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。