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読んだ、読んでいる、読む本

2021-07-25 | 2022夏まで ~本~
おはようございます。
本日のお題は、読んだ本、読んでいる本、読みたい本についてです。
どうぞ、おつきあいくださいませ。


ほぼ同時に読み終わった本が
小野寺史宜『片見里なまぐさグッジョブ』(幻冬舎)と
湯浅誠『つながり続ける子ども食堂』(中央公論新社)の2冊です。



『つながり続ける子ども食堂』の著者・湯浅誠氏は、
NPO法人全国子ども食堂支援センター・むすびえ理事長。
平易な文章で、子ども食堂について語られます。

子ども食堂について、誤解していたことに、まず気づきました。

さらに、湯浅氏は、コロナ禍における子ども食堂、
その後を見据えた社会のあり方へと広げられ・・・
考えさせられることばかり・・・ガツン、ガツンとやられています。

そんなわけで、この本については、またあらためて・・・



小野寺史宜『片見里なまぐさグッジョブ』は、
過去記事で「小野寺テイスト健在!」と歓喜した
『片見里荒川コネクション』(幻冬舎)の前のお話。

数年さかのぼり、新刊の『片見里荒川コネクション』で脇を固めた、
住職・徳弥と探偵・一時の、片見里での活躍が描かれます。
おかげで、新刊につながる、片見里の人々の関係性が、よく理解できました。


(『ひりつく夜の音』新潮文庫にも、片見里が出てくると知り、
早速、図書館に予約しました)


時にクスクス笑いながら、心はじんわり・・・
私の好きな「小野寺テイスト」の『ひと』や『まち』とは
ちょっと違い、前面にくるのは痛快さとほろ苦さですけれど・・・

すっかり「片見里」に惹かれてしまいました♫

ちなみに・・・文庫化にあたり、
『片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ 』(幻冬舎文庫)
と、改題されました。(どっちにしても、タイトルはどうなんだろう?)



読んでいる本、というか、読んでいたのに、↑の2冊が入ってきてしまい、
中断した本が、萩谷由喜子『ウィーンに六段の調ー戸田極子とブラームス』
(中央公論新社)です。

岩倉具視の次女・戸田極子が、ブラームスに琴を聴かせた?
幕末・明治史にかかわり、知らなかった女性の評伝・・・とくれば大好物!
これから一気にまいります!



8月・平和について考えるときが近付いてきました。
斎藤利彦『国民義勇戦闘隊と学徒隊ー隠蔽された「一億総攻撃」』
(朝日新聞出版)から読むつもりです。

敗戦後75年以上経って、各地で当時の資料が見つかっているのだとか。
コロナ禍にオリンピックにと、目先のことにとらわれがちな今年は、
とりわけ心して読みたいと思います。

本日もおつきあいいただき、どうもありがとうございました。

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オリンピックが始まり、選手の想いがヒシヒシと迫ってきます。
心はモヤモヤしたままですが、応援する気持ちは、
いつものオリンピックと同じです。

この状況で開催されている以上、感染が広がらないよう応援することが、
わたしたちにできる最大の応援ではないかと・・・
本を開きながらテレビ観戦しています。

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