長崎と言えば、カステラ。
でも、地元で、
カステラのお茶をしようとすると、
これが難しいのです。
(わたしが知らないだけだったら、お許しを)
十数年前、2度目の長崎の旅で
出会ったのが喫茶 セヴィリヤでした。
カステラの老舗、松翁軒本店の2階にあります。
ここは、
昭和・高度成長期生まれのわたしには
なにやら懐かしい、レトロな店です。
今回の、母と私達夫婦との旅でも、
最終日に、おいしいコーヒーと共に、
念願のカステラをいただきました。
(わたしは「五三焼カステラセット」
冒頭画像は、母の「渋皮栗寄せの抹茶カステラセット 」 )
カステラって、
長崎の老舗の品々を、
我が家の近所でも買えるのですが・・・
長崎のカステラは、
なんだか、違います。
お土産だから、いっそう、おいしいのかな・・・
と思っていたら・・・
以前、読んだ、
向笠千恵子『食の海道を行く』(平凡社新書)に
その疑問の答えがありました。
長崎の老舗カステラは、
東京などの工場でも、
同じレシピで作られる・・・
けれども、材料は現地調達。
味の微妙な違いは、
長崎との玉子の違いだろうと書かれていたのです。
なるほどね~~~
(夫の「カステラ事始めセット」
(カステラ・チョコラーテ・抹茶カステラの3種。 )
(カステラ・チョコラーテ・抹茶カステラの3種。 )
以来、長崎のカステラが
ますます、おいしく感じられるようになりましたw
もっとも、こちら松翁軒は
近所で買えませんので、
わたしにとっては、とっても特別な味です♪
本日も、おつきあいいただき、
どうもありがとうございました。