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予約した本と読んでいる本

2022-06-16 | 2022夏まで ~本~
おはようございます。

今月は、好きな作家さんの新刊を予約したので
読むのを楽しみにしていました。
ところが・・・今、おあずけを食らったワンコ気分です。

本日は、本のご紹介も兼ねてのアップ、
どうぞ、聞いてやってくださいませ。



図書館も好きですが、本屋さんは大好き。
地元の本屋さんの応援になればなぁと、
10年以上、オンライン書店「ホンヤクラブ」も利用しています。

「ホンヤクラブ」は、いわゆるオンライン書店ながら・・・
注文後の購入は、宅配でも書店でもオッケ~、
しかも、好きな店が選べる、本屋好きにはありがたいシステムです。

6月に入って、すぐに届いた新刊情報で欣喜雀躍♫
うれしくて、うれしくて、即、予約!
「書店に入荷」のメールを待ちました。


ところが・・・
半月以上たっても音沙汰なし。

気になって出版社のサイトで、確認をしてみたら・・・
がっくりでした。



まず、モー様こと萩尾望都先生の『百億の昼と千億の夜 完全版 』
(河出書房新社)は7月20日発売予定・・・
1ヶ月も先じゃん。

この本は、以前、友人が秋田書店のコミックス版(全3冊?)を
貸してくれました。

SF作家、亡き光瀬龍の原作は、宗教観や宇宙観が絡み合い
スケールが大きい、大きい!
それをモー様が繊細に描かれ、美しいこと、このうえなし。

友人と、うっとりしちゃいました。

さっそく、手元に置きたいと探したものの、既に、絶版でした。
そういえば、貸してくれた友人も古本屋で見つけたと、
喜んでいましたっけ。

今回は、版元を変え、しかも「完全版」!
その分、お値段も高くなっておりますが・・・w
一気読みできるなら、オッケ~です!




もう一冊は、朽木祥『パンに書かれた言葉』(小学館)。 

朽木さんは、
現代に生きる河童を主人公にした「かはたれ」(福音館書店)をはじめ
いつも、ファンタジーの世界で遊ばせてくれます。

今は鎌倉にお住まいだそうで・・・

「鎌倉殿の13人」でおなじみの大姫や清水冠者・源義高様が
重要なモチーフになる↓『月白青船山(ツキシロアオフネヤマ)』 (岩波書店)の
誕生も納得です♫  (→「地元の本は地元の書店で」)



ずっとヒロシマも描き続けている朽木さん。
その彼女が、ヒロシマ、イタリア、3.11の震災を結び、
どうしても書きたかった物語が、この新刊なのだとか。

・・・こちらは6月22日発売でした・・・w




さて、今、読んでいるのは、
ルーシー・アドリントン 『アウシュヴィッツのお針子』(河出書房新社)。
著者はイギリスの服飾史研究家 だとか。


ーーかつて、ユダヤ人の大量虐殺が行われた
アウシュヴィッツ収容所に、ファッションサロンがあった・・・

腕に覚えのある「お針子」のユダヤ人女性が集められ、
ナチス高官(主に夫人)のために衣装を作ったという。
(ユダヤ人から奪った衣類を再利用していたそうな・・・)

彼女たちは、その仕事を続けられる限り
生き延びることができるーー


読み応えのあるノンフィクションです。

語弊はありますが・・・
この手の本が好きで、読み慣れています・・・

それなのに、途中で、何度も気分が悪くなって中断、
時間がかかっています。
先週末から読み始め、やっと半分を過ぎたくらいでしょうか。

なんせ、本書のテーマ、サロンが動き出すところまで、
進んでいないのですからw

ナチスの非道ぶりは、もちろんなのですが・・・
前半の、収容所ができるまでの、
一般社会の関わりが、苦しくて苦しくて・・・。

ましてや、この時期ゆえ・・・
「Z」の跋扈する報道を見続けているから
なおさらなのでしょう。


・・・勝手に読んでいるんだから止めれば良いのにねぇ~
なんだ、この妙な使命感・・・!?
我ながら面倒くさいヤツですw



そうそう♫
村田喜代子さんの本も予約しています。
7月21日発売の『屋根裏』(中公文庫)。

単行本(↑ 書影)でも読んでいなかったので、
ゆっくり読める文庫化は嬉しいです♫



予約した本は、
わたしが、きちんと発売日を確認していなかったせいで、
ウキウキしたり、がっかりしたり・・・

発売延期になったわけではないので・・・
楽しみは先延ばしと思うことにしますww


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梅雨寒が続き・・・昨日は床暖房をいれちゃいました。
今日は、いきなり暑くなるそうで、覚悟しています。
皆さまも、どうぞ、お気を付けてお過ごしくださいませ。

グダグダと長くなりました。
おつきあいいただき、どうもありがとうございました。

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