旅のおせっかい

10年ほど前、

滋賀県の小谷（オダニ）城へ行ったときのこと。

お市様ゆかりの城なので、

閉館間際ながら、資料館へも飛び込みました。

さすがに、時間も時間のせいか、

他には、年配の女性一人が見学しているだけ・・・

閉館後、レンタカーに戻ると、

先ほどの女性が、バス停にポツンと立っていて・・・

琵琶湖のほとりのこと、

秋の風は、いっそう冷たく、

どんどん冷えてきています。

バスなんて、すぐに来るのかな？

それとも、お迎えが来るのかな？

・・・気になって、お声をかけると、

これからバスに乗って、最寄り駅まで行き、

神戸の先までお帰りになるのだとか・・・

えええっ、そんな遠くへっ！？

お気の毒なので、車に乗ってもらい、

駅まで10分ほどの道をお送りしました。

「どうもありがとうございます。

お優しい奥さまで、助かりました。

きっと、これから、良いことがありますよ」

女性は、去り際に、おっしゃってくださいました。

こちらも、心がほっこり・・・

・・・したのは、その後30分ほどだけ！

レンタカーを返し、JRに乗換え、

ホテルのある京都へ向かうあたりから、

お腹が痛くなってしまったのです。

急速に冷え込んだ中、

寄り道をしたのが良くなかったのかもしれません。

電車の中で、どんどん青ざめていくのが

自分でも分かります😱 

＜京都グランヴィアホテルにて　2022.2撮影＞

京都へ着くと、猛ダッシュ。

ホテルの部屋まで走った方が、ゆっくりできると、

判断したのです。

・・・ぎりぎりセーフ！

その晩は、ゴハンも食べられず、

何度もお手洗いへ通いました😰 

それなのに、夫ったら・・・！

ひとりで食事へ出かけたのは構わないのです。

のたまった言葉がひどい！

「ぴあ野は大げさだ。

本当に辛かったら、ホテルまで戻らず、

京都の駅でトイレへ行くはずだ」

なんてことをっ！😠 

女性は、おわかりいただけましょうが・・・

お腹の苦しいときに、

行列している、駅のお手洗いへ入っていられますか？

京都駅は、女性用なんて外まで列が伸びているのに！

もし、ホテルまで走れば数分だったら、

駅トイレは諦めませんか？

夫の言い分は、許せないっ！😡 

そのせいで、翌日は、朝から大ゲンカ。

夫は自分も丈夫だし、

両親とも、高齢ながら元気そのもの、

私のようなヘタレを理解できなかったのですね。

結局、夫をさんざん責めた後、

ランチに行きたかったので、手打ちにしましたｗ

京都在住の友人が予約してくれた、

「腰かけ割烹」スタイルのイタリアン・・・

グルメな友のオススメ、絶対、行きたかったのです😝 

幸い、

お腹は冷えただけだったらしく、

イタリアンに舌鼓を打ちました💓

小谷で出会った女性は

「きっと良いことがありますよ」と

おっしゃってくれたけれど・・・

このありさま😣 ！

あのときばかりではなくて・・・

おせっかいなので、

小さなモヤモヤはしょっちゅうです。

（お節介を勝手にするのだから、

モヤモヤしなきゃ良いと、わかってはいますが）

先週は、90度に腰の曲がった高齢女性が

バスに乗るとき、シルバーカーを持って

さしあげようとしたら・・・

「大丈夫よっ！」と、

もんの凄い形相で怒鳴られました😱 

ご迷惑だったのでしょうが、怖かった・・・

これね～、さんざん迷った末でした。

リンパ浮腫だから、

重いものを持ってはいけないのです。

結果ムリをしようとして、どなられるってねぇ・・・😞 

ずっと、お節介をしながら、

生きてきちゃったので、

この性分は、もう治らないでしょうけれど・・・

あのシルバーカー事件ｗ以来、

さすがに、考えるようになりました。

この件では、夫にも叱られています・・・

「お節介も、ほどほどに・・・」。

面倒くさい奴で、さ〜せん🙇

申し添えますと、

小谷城の一件以来、夫も年齢を重ねたせいか、

もろもろ気遣ってくれるようになり、感謝です♫

📷画像は、その後、再び出かけた小谷城です（2022.5）

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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

雨です！

今日は全国的に雨だとか・・・

皆さま、どうぞ、お気を付けてお過ごし下さいませ・・・

世界中に「優しい風が吹きますように」