「日本100名城」の中で、最難関といわれているのが、
根室半島チャシ群跡。(冒頭画像)
とにかく、行くだけで大変です。
根室の駅からだって、車で30分!
そもそも、根室に行くのだって、ひと苦労ですもんね。
納沙布岬からなら、車で10分ほどですが・・・w
しかも・・・!
何をどう見たら良いのか・・・
ただの原っぱにしか見えません。
歩いてみると、高低差があることは、感じました・・・
「チャシ」とは、アイヌ民族の遺構ですが、詳しくはわかっていないとか。
アクセスも難しく、「城址」どころか・・・
「遺構」として認識することも難しいのです。
・・・ということで、
「日本100名城」の最難関と、我が家では意見が一致しましたw
画像は、なんと2013年。
ちょうど「日本100名城」スタンプ集めを始めた頃でした。
う~ん、いまだ制覇できず・・・
ひとつひとつの城を、じっくり見学しているので、仕方ないかw
さて、この旅で忘れられないのが、野付半島。↑
ノーマークだったのですが、偶然出会って、大感激・・・
ここは、もう一度、ぜひ訪ねてみたい場所になっています。
野付半島は、日本最大の砂嘴(さし=海上に長く突き出た地形)だとかで・・・
ちょうど、ハマナスが可憐に咲き、観光馬車がのんびり進んでいました。
でも、これは夏だから爽やかですが・・・
人家はほとんど見当たらず・・・細い細い地形が続きます・・・
冬は、いかばかりかと・・・
そんなことを考えていたら・・・
車道脇に、会津の旗が翻っているのを見つけました。
見まちがい!?
慌てて、運転の夫に戻ってもらうと・・・
まぎれもなく、会津の旗でした。
なんと、会津藩士の墓だったのです。
幕末、南下政策をとるロシアへの備えに、
会津など東北の諸藩は、北方の警備を命じられました。
(寒さに強いだろうという理由で!)
命じられた会津藩士は、家族を連れ、この地に移り住むものの・・・
厳しい気候のため、多くの命が喪われたそうです・・・
最近こそ、夫の影響で、戦国史にも興味を持っていますが、
もともとは、幕末・近代史好き。
しかも、縁もゆかりもないくせに、昔からの会津びいき・・・
その後の会津の運命をも想い、心がしんとしてしまいました・・・
・・・こんな風に、思いがけず、美しい土地や歴史に出会うのが
旅の醍醐味でございます・・・
今日から、小池百合子都知事の呼びかける「ステイホーム週間」が始まりました。
出好きですから、明るい日差しに誘われ、ウズウズしてしまいます・・・
でも、今は、ひたすらガマン。
万一にも、自分が新型コロナウイルスの「運び屋」なることは避けねば・・・
安心して旅のできる日まで、皆様、お互い、気をつけてまいりましょう・・・
「緊急事態宣言」発令・17日目。
医療従事者の皆様、エッセンシャルワーカーの皆様に、
心からの感謝と敬意を・・・。
皆様も、我が家も、どうか、今日の日を、無事、過ごせますように。
皆様も、我が家も、どうか、今日の日を、無事、過ごせますように。
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お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
勝手ながら、ただいま、コメントをご遠慮しております。