モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

座右箴言 思考作用の誦句

2012年10月19日 | 生に目覚める頃

12・10・19 

座右箴言と思考作用の誦句

 

どんぐりころころ、蜘蛛の糸その後は

如何だったでしょう・・・

 

「生に目覚める頃」のテーマから

越脱している、と思われるかも知れません。

 

生命は何かに対して

動き出す、働きかける、という生の特質があります。

そのことに74才になってやっと、

やっと気付かされたのです。

 

どんぐりころころは

「泣いてはどじょうを困らせた」で終わっています。

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」も

カンダタが再び地獄へ落ちることで話は終わっています。

完結させるのは「蜘蛛の糸」の読者であり、

「どんぐりころころ」の聴視者です。

 

誰でも心の中に

物語を歌を完結させているのです。

 

天風誦句集「座右箴言」に

「この世界並びに人生には、

いつも完全と云うことの以外に、

不完全と云うもののないよう

宇宙真理ができているからである」と述べられています。

 

ですから、歌、物語を単なる教訓的な読み方でも

完全に近づく一歩でしょう。

 

さらに人として完全とは、を追求するとどうなるか?

 

優れた歌、物語はある種の情感をもって、感動をもって、

潜在意識に優れた素材として蓄えられる。そういう構図が

描かれるのでしょう。

 

天風誦句集に「思考作用の誦句」があります。

「人間の正しい心 勇気ある心 明るい心 朗らかな心という

積極的な心持で思考した事柄にのみ、

その建設的なる全能の力を注ぎかける。

然り而して、かくの如くにしてその力を受け入れしものこそは、

またまさしく力そのものになりうるのである」

 

ドロドロした現実生活の中で

考えなければならないことが沢山あります。

現実問題は種々の要素が入り乱れています。

 

歌、物語は比較的整理された形で問題点が強調されています。

正しい心 勇気ある心 明るい心 朗らかな心という

積極的な心持で思考する訓練をしてみましょう。

「かくの如くにしてその力を受け入れしものこそは、

またまさしく力そのものになりうるのである」

 

もしかすると・・・と思える変化があるのです。


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