物は言いよう

大相撲、今日の解説は鶴竜親方。
ユーモアがあるし、否定するような表現はしないので聞いていて楽しい。

表現と言えば、先日の尾車親方の解説。
上位なのにその地位としてはとても不甲斐ない取り組みが続いている力士の時に
アナウンサーの「よくありませんね」を受けて　
私の予想する親方の答えは
「〇〇が全然できていません」「よくありませんね」「ダメですね」
「けいこ不足ですね」あたりだった。
そうしたら一言　「心配ですね」。


尾車親方～～
愛がある一言。
そうだ、心配だから　”よくない、ダメだ”と思うのだ。
心配でなければ　どんな成績でも気にならない。
どうせ声をかけるなら否定したり攻めるような言い方ではなく
「心配だよ」という声かけをすれば すっと気持ちが伝わるのではないか、娘にも・・・
と気がついた。

物の言い方、大事だね。
「言いかえ図鑑」が売れるはずだよ。
随分前から図書館に予約しているけれど
まだまだ私の順番にはなりそうにない。

やりきれない

歳を重ね単に涙もろくなっただけなのか、
それとも経験が増え感受性が豊かになったのか
最近はニュースを見て辛くなったり涙ぐむことが多い。
事件、事故のニュースを見ては　こんな幼い子どもが・・・、
まだまだ就職したばかりで人生これからなのに・・・、
このくらいの歳ならばまだお子さんが小さいのではないか・・・、
リタイヤしてこれから自分のためにゆっくり過ごすつもりだったろうに・・・とか、
時には親の目線で子どもに先立たれることを想像し苦しくなったりも・・・。

今日の受験生が刺された事件。
胸が苦しくなって辛すぎて　もうニュースを見るのを途中でやめた。
相手は誰でもいいと思っていたであろう犯人、　
被害にあってしまった人たちはどうして彼らだったのか。
そんなヤツのために頑張ってきた人の人生が狂う、あってはいけない。
やりきれない。
被害者の方々はもちろん縁もゆかりもない人たちだが　
それでも同じ年代の子を持つ母として　
より一層感情移入してしまい　辛く苦しい。

うちの娘は理系なので今日は午後からの受験。
「気をつけてね」と声をかけて送り出したが
あんなの気のつけようもない。

なんでこんな理不尽でやりきれない事件が増えてきたのだろうか。


あ、ちなみに娘は既に推薦で合格しているため
今日の試験に関しては動揺しても影響はなしです。
（学校の方針で全員受験なので受けてます）

賀正

みなさんに　ｈａｐｐｙがあふれる一年になりますように。