小学生のときに 1度だけ 学校で米を育てたことがあります。
そのときは 学校としても初の試みで
なぜかそれを5年生が行うことになりまして
運よく 当時5年生の私は経験することができました。
校庭の一角に 6畳くらいの広さの花壇田んぼが
作られ 5、6月に みんなで・・・といっても
一学年80名くらいなんですが・・田植えをしました。
一人一株ずつ渡され
どろどろの土に足をとられつつ
なんとなく 稲をその土に差し込んでみたものの
深さはこれでいいの?こんなんで 本当に育つの??
と 不安いっぱいでした。
しかし そんな不安はよそに 稲はすくすく成長しました。
病気にもならず 台風にもめげず すずめにもやられず
秋になり 無事収穫できました~
米を入れたコーラ瓶に菜ばしをつっこみ の 脱穀は
遅遅として作業がすすまず
本当に大変でした。
農家の人たちに感謝の気持ちを深めた
純真な5年生たちでありました。
たいへんだった脱穀もおわり
あとは 食べるのみとなりました。
今日は食べられるというその日
私たちはみんなとても楽しみでした。
しかし その日先生はそのことについて
ひとことも触れません。
当時の先生、って怖かったですよね。
今みたいに友達のように声をかけるなんて
できませんでしたので みんな 「???」
「なんで???」と思いつつも 誰も先生には
何も言えずただただ ご飯がでてくるそのときを
待っているだけでした。
授業も終わり もう下校時間の近づいたそのとき
やっと先生が口をひらきました。
「みんなの収穫したお米だが・・・・
事務の先生が炊くときに水加減を間違って
食べられなくなりました。 以上」
侘びの一言もなく それだけで 終わりました。
あぁぁ~ 田植えから収穫までの半年間、
あれは 何だったんだろう・・・・
まぼろしのような 米作り体験でした。
水加減をどう間違ったのかわかりませんが
べちょべちょでも ガチガチでも いずれにしても
やっぱり口にしたかったな、
と 今でも思い出します。
そのときは 学校としても初の試みで
なぜかそれを5年生が行うことになりまして
運よく 当時5年生の私は経験することができました。
校庭の一角に 6畳くらいの広さの花壇田んぼが
作られ 5、6月に みんなで・・・といっても
一学年80名くらいなんですが・・田植えをしました。
一人一株ずつ渡され
どろどろの土に足をとられつつ
なんとなく 稲をその土に差し込んでみたものの
深さはこれでいいの?こんなんで 本当に育つの??
と 不安いっぱいでした。
しかし そんな不安はよそに 稲はすくすく成長しました。
病気にもならず 台風にもめげず すずめにもやられず
秋になり 無事収穫できました~
米を入れたコーラ瓶に菜ばしをつっこみ の 脱穀は
遅遅として作業がすすまず
本当に大変でした。
農家の人たちに感謝の気持ちを深めた
純真な5年生たちでありました。
たいへんだった脱穀もおわり
あとは 食べるのみとなりました。
今日は食べられるというその日
私たちはみんなとても楽しみでした。
しかし その日先生はそのことについて
ひとことも触れません。
当時の先生、って怖かったですよね。
今みたいに友達のように声をかけるなんて
できませんでしたので みんな 「???」
「なんで???」と思いつつも 誰も先生には
何も言えずただただ ご飯がでてくるそのときを
待っているだけでした。
授業も終わり もう下校時間の近づいたそのとき
やっと先生が口をひらきました。
「みんなの収穫したお米だが・・・・
事務の先生が炊くときに水加減を間違って
食べられなくなりました。 以上」
侘びの一言もなく それだけで 終わりました。
あぁぁ~ 田植えから収穫までの半年間、
あれは 何だったんだろう・・・・
まぼろしのような 米作り体験でした。
水加減をどう間違ったのかわかりませんが
べちょべちょでも ガチガチでも いずれにしても
やっぱり口にしたかったな、
と 今でも思い出します。