もめん亭の部屋

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皆様との「一期一会」お待ち致しております。 

第4回・もめん亭寄席「蕎麦と落語の会」

2010-11-01 23:28:20 | 落語・あ・れ・こ・れ
今年最後の寄席です。

 とき:12月5日(日)
 時間:14時開演

”鈴々舎馬桜独演会”
となります。
演題目は、年末にふさわしく・・・
「芝浜の革財布」と「お楽しみ?」です。

お陰様で「蕎麦と落語の会」は定員の30名
お申込みいただきました。

独演会の席の方(40名)は
 …まだ少し空いております。
宜しければお出かけ下さいませ。


2010・6・25
みそ家笑遊さんの落語日記より

昨日もめん亭で寄席があった。
出演は鈴々舎馬桜師匠。
これに何と素人落語の会のツイ輝さんが「権兵衛狸」を一席。
馬桜師匠は「大工調べ」と「心眼」をやった。
しっかりした語り口で、玄人好みの噺家である。
師匠に初めて会ったのは18年前、
ある料理屋の寄席だった。
終了後食事会で「なごみいつも読んでます」と言った。
すると「方々に出向いてますが、
なごみの話をされた方は初めてです」
師匠から握手をされた。
茶道の専門誌で彼のエッセイが載っており、
毎回必ず読んでいた。

以来、落款をプレゼントしたり、
寄席の案内をいただいたり、
またある時は末広亭の楽屋にとうされた事もあった。
故吉朝師匠と一緒の落語会を
吉原の松葉屋で開催し、何度か聴きに行った。
しかし、昨日聞いてみると
5~6年前に潰れてなくなったという。

演目の「心眼」は盲人の噺で、
めったに聴けない値打ちものだった。
黒門町の文楽師匠以外には聴いた記憶がない。
「夢の中だとよ~く見える」のサゲで終わる
余韻の残るいい噺だ。
これだけで来たかいがあった。
終了後、馬桜師匠を囲む打ち上げがあった。
ツイ輝さん隣で上機嫌、焼酎をグイグイやっている。
でもその気持ちよくわかるよ。
落語の後の酒ぐらい旨いのはない。