ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

にぎりじゃなくてつかみ

2017-12-19 14:37:20 | 外出&食い意地
シロクマ相方の愛するめいっこゆうきさん(←仮名です)の滞在も折返し。

土曜日、
出張中で関西にいるS嬢も誘って、
ブランチにお寿司屋さんへ行きました。

大阪市中央卸売市場にある『えんどう』さんです。

現地集合ってことで、10時半に私がいちばんのりで到着。


(すでに行列!いつも行列!外国の方も多いです)

続いてホテルからタクシーで乗りつけたS嬢が加わり、
最後に相方とゆうきさんが合流しました。

ここのお寿司はつかみ寿司
にぎり寿司じゃないのです。

違いは、シャリを握るんじゃなく、ほわっとつかんでるだけ、
そこにネタがのっかってるだけ、というところ…なのかな?

明治時代に創業者さんが、
朝早くから市場で働く忙しい人々に供するため、
ちょっとでも早く、ちょっとでも新鮮なうちに、
と考えていまのスタイルになったのだとか。

ひと口大のお寿司は、
お口に入れると温かいシャリがほわわんとほぐれて、
新鮮この上ない厚めなお魚と抜群のハーモニー。

ふだんから小さめシャリが好きな私には、
ふつうのお寿司よりこっちの方が食べやすい。

百聞は一見にしかず、とにかく食べていただきたい。

なお、営業時間は午前5時から午後2時まで
日曜はお休み

…市場ですからね。

私たちは何時に集合できるかわからなかったから並んだけれど、
お店到着前なら電話予約もできます。
開店と同時に入れるならともかく(って朝5時ですけどね)、
そうした方がいいと思います。

この日は入店するのに1時間くらい待ちました。

さあ食べるぞ!

ほとんどのお客さまが注文されるおまかせのお寿司はひと皿5貫。
組み合わせは季節や時間帯によっても違うらしい。
苦手なネタはあらかじめ言っておくといいです。
どのお皿もひと皿千円です。

おまかせに加えて、
私たちは赤だし、シロクマ相方はビールを注文しました。


(一の皿。オススメはマグロ!)

ペロリと食べたら次を持ってきてもらいます。


(二の皿。オススメはマグロ!)

ペロリと食べたらまた次です。


(三の皿。オススメは鉄火巻き!)

ペロリと食べたらさらに次です。

が、無念。
S嬢と私はここでお腹いっぱいに。

次のお皿からは相方とゆうきさんだけ。


(四の皿。オススメはマグロ!)

そう、こちらのお店のオススメは断然マグロ!

キトキトのマグロ、
トロみたいに濃厚なマグロ、
どれも臭みがまったくなく、甘くてとっても美味しい。
マグロ好きの方にはこたえられないんじゃないでしょうか。


(五の皿。もちろんマグロはのってます)

写真を撮った時間をいま見て気づいたんですが、
ひと皿平均5分でたいらげてました。

創業者さんの精神が生きています!

おまかせは五の皿が最後。
まだいけそうだったらお好きなお皿をリピートするのもヨシ、
好きなのを5つ選んでにぎって(つかんで?)もらうのもヨシ、だそうですよ。

ごちそうさまでした!
シジミの赤だしも美味しかったです。

この日もフィギュアスケート観戦。
おやつは御影でいちばん美味しいと聞く『ビアンヴニュ』のパンたちです。
温かいコーヒーも持ってきました。

美味しいものを食べて大好きなフィギュアスケートを観戦する、
至福の2日間でした。

ゆうきさんは翌日早朝に、
来たときと同じように在来線と新幹線をひたすら乗り継いで
岩手県の端っこに帰ってゆきました。


(せまい我が家。ソファに寝袋の3泊でした。ごめんなさい)

飛行機に乗れないって…
『のだめカンタービレ』の千秋先輩だけかと思ってました。
いるんですね。
しかも身近に。


ご覧いただきありがとうございました。

めいっことスケート観戦

2017-12-18 12:18:31 | 外出&食い意地
シロクマ相方のめいっこゆうきさん(←仮名です)の来阪の理由、
それはフィギュアスケート観戦でした。
大阪で大きな国際大会があったのです。


(寒さ対策の観戦グッズ…いただきもの。
シロさん形見のブランケットとシロクマ模様のブランケット)

観戦はお昼から。
午前中に近所をお散歩して早めにお昼ごはんをいただきましょう。

フィギュアスケートファンなら興味深いスポットだと思い、
こちらに案内しました。


弓弦羽(ゆづるは)神社
いつからか羽生結弦くんのことを祈願する総本山のように)


羽生くんが奉納した絵馬には今日も人だかり)

特に彼のファンというわけではないですが、
せっかくだから彼の活躍と、
スケーターのみなさんが怪我なく日頃の練習の成果が出せるように祈願しました。

怪我や故障と隣り合わせのスポーツで、
ぎりぎりのところで日々研鑽を積む若いスケーターたち。
短い選手生命であるならば、
せめて健康で納得できる競技生活が送れますように。

ではお昼ごはんへ。
ゆうきさんはオムライスが大好き。
だったらランチはここがいいのでは?


(白鶴酒造ゆかりの御影公会堂、レトロな雰囲気)

ここの地下にある食堂は地元では人気のオムライスが美味しい老舗店なのです。


(自家製トマトソースが美味しいオムライス)


(私はビフカツをオーダーし、ゆうきさんとシェアしました)


腹ごしらえも済んだし、いざ目的の地へ!


(色づいた街路樹がいい感じですね)

会場の大阪市中央体育館に着きました!
出場選手のパネルが迎えてくれました。


(世界女王メドベジェワちゃんだ!)



(アイスダンス大好き!バーチュー&スコット大好き!)

そしてここでも人だかりが…。


(羽生くんの人気はほんとにすごい!)

このあと、
彼が前日の怪我でこの大会は欠場すると公表されました。

私たちの前倒しのお祈りがどうか届きますように。


観戦は長丁場でした。

でも楽しい!

すごく楽しい!


長丁場に備えておやつの準備も万全です。
休憩時間になるたび、何か食べていましたよ。


エシレのシュー。バタークリームなのにあまりの美味しさでぱくぱく)

一心堂さんのメロンとクリームチーズの大福もばくばく。
(さっさと食べたので写真ナシ)

さらにおなかが空いたら近所で調達したパンを。

セセシオン のバゲットサンド)

じっとしてるのに反芻する牛のようにもしゃもしゃと食べてばっかり。

リンクの上で激しくも美しい競技を繰り広げるスケーターとは対極です。

大好きなフィギュアスケートの試合をじっくり観戦して、
美味しいおやつやパンをひたすら食べる幸せに浸った1日でした。


ご覧いただきありがとうございました。

めいっこと神戸散策

2017-12-17 12:17:34 | 外出&食い意地
今年もあと2週間で終わるというのに、
まだ11月の出来事を綴っています。

しかもまだ上旬のイベント。

シロクマ相方の愛するめいっこ、
ゆうきさん(←仮名です)がわが家に遊びに来てくれました。

「鉄の塊が飛ぶなんて!」
と、飛行機が乗れない彼女は、
遠く岩手県のはしっこから電車と新幹線を乗り継いでのお越しです。

めいっこといっても私とはひとまわり違うだけ。
ちょっと年の離れた友だちの感覚ですね。
義兄夫妻のアテンドと比較すれば、
プランを練る段階では楽勝でした。

日の出より早く家を出たという彼女を新大阪駅の新幹線改札出口で迎えて、
再会のハグをかわしたら神戸、三宮へ。

彼女のリクエストはパン屋さん巡りと街の散策でした。

遅めのランチで寄ったのは、
私が神戸で一、二の美味しさだと思っている『コムシノワ』さんです。


(平日の昼下がりなので比較的空いていました)

パンを選んで、奥のカフェへ。

(クロワッサンとチョコクリームパン…だったかな)

ドリンクとパニーニ、オープンサンドをオーダーしました。


(バゲットが美味しいのはもちろん、チーズもハムも絶品です)


(チキンとサーモンのオープンサンド…だったかな)

最初で最後になるなら、
より多くの種類を見てほしい、食べてほしい。
自分のオーダーしたものを、
手をつける前にゆうきさんのお皿にどんどん移す関西のおばちゃん。

どちらも美味しかったようで、
「さすが神戸!」と喜んでもらえました。


美味しいお土産も買いたいという希望により、
次はチョコレート屋さんへ。


ラヴニュー』さんです。
神戸に世界コンテストで優勝したショコラティエのお店がある、
というのは知っていましたが入店したのは初めてです。


(ひっきりなしに来客がありました)

専門店のチョコレートってお安くないじゃないですか。
私には手がでません。
翻ってまきさんは、
インバウンドのお客さまのようにじゃんじゃんご購入。
男前な姿に驚きました。


(ゆうきさんからシロクマ相方にいただいたひと箱。宝石みたい)

この辺りから北野異人館街は近いので、
そのまま坂を登って異人館を見て歩きました。

風見鶏の館と萌黄の館は入館しましたよ。


(絵になる風見鶏の館)


(クリスマスツリーも洋館の中だと映えますね。
これは2階の小さいツリー、1階にはもっと立派なものが)


(萌黄の館。灯りがともって暖かな印象です)


(暖炉のタイルは特別発注のミントン製。部屋ごとに違う贅沢さ。
ユリの香りに包まれてなんとも優雅)


(高台にあるので窓から神戸の街並みが一望できます)

外に出るとそろそろ夕闇が。


(派手派手しくないイルミネーションがいいですね)

コムシノワさんと双璧の(と私が考えている)『サマーシュ』さんはあいにくお休みだったので、
お菓子の品ぞろえも豊富な『フロインドリーブ』さんに行きました。

教会を改装したお店はいつ来ても素敵です。


(夜は荘厳な雰囲気すらあります)

パイやクッキーをたくさん買って、
カフェになっている2階を見学させてもらいました。

もっと時間と胃袋のキャパに余裕があれば、
いろんなお店を案内したいのですが、今日はここまで。
ゆうきさんは、晩ごはんはわが家でをご希望だったので帰宅。
わが家で3泊してもらいました。
翌日から大事なイベントが控えているのです。

神戸観光、半日だととても足りないですよー。


ご覧いただきありがとうございました。

某女優さんのご母堂さまのおもてなし

2017-12-16 10:10:00 | 外出&食い意地
11月上旬、
いつものアジトで集った際に決定したお食事会に行ってきました。

舞台女優ハナさん(←仮名です)のご母堂ユキさん(←仮名です)がお招きくださったのです。
ハナさん自身は東京公演のため長期不在中でした。

お会いして2回めでお宅訪問という図々しさ。
体力だとか記憶力だとか色々衰えて、
加齢とともにできなくなったことが増えてきたけれど、
加齢とともにできるようになったこともあるわけです。

歳をとるのも悪くない。(ここで喜んでいいのか?)

舌の肥えた劇団員のみなさまをトリコにするというユキさんの手料理、
もう楽しみでなりませんでした。

時間だけはたっぷりある私はともかく、
お金だけはたっぷりあるS嬢はこの日のために飛行機でやってきたという。
遅くまで残業だった不二子ちゃんも途中参加、
ふたりは心ゆくまでご馳走を楽しむため、
なんと、お泊まりを希望したとか。

どこまで期待値高いんや。

高鳴る胸とぐうぐうなるお腹をおさえて、
お食事会の幕は上がりました。

最初はスープから。


(サツマイモのポタージュ)

お皿のまん中に鎮座している丸いモノ、
何だと思います?

子どもの頃の私が、
「お月見のお団子みたいに山盛り食べてみたい」
と妄想したくらい好きだった雪見だいふくだったんですよ。

お口の恋人ロッテもびっくり。
こんな組み合わせ、初めてですよ。
これがまた温かいポタージュと合う!
老いも若きも女子はみんな好きでしょう。


(あっつあつの揚げ出し豆腐)

揚げ出し豆腐も大好きです。
居酒屋さんでメニューにあれば必ずオーダーするくらい。

自分では油はねが怖くて作れないのですが、
意外に安全だと知りました。
今度作ってみよう。


(左はいりこと昆布のかき揚げ、
右は薬味いっぱいのカツオのたたき)

このかき揚げが!
地味な見た目とは裏腹に破壊力がすごくて!
中毒的な美味しさ
噛めば噛むほどお口に旨味が広がって、
やめられない止まらない
ハナさんが小さい頃、学校でも有名だったユキさんの看板メニュー。
先生方の舌までノックアウトしていたそうですよ。
食べた者全員を中毒患者にしてしまう、世にも恐ろしい美味しさでした。

ああ、思い出しただけでもヨダレが。

わざわざ今日のために高知からお取り寄せしてくださったカツオたたきも絶品。
初めてお招きいただいたお宅で、
はしたないほどほおばってしまいました。
お里が知れるとはこのことです。


(漬けこんだタレがたまらんジューシーから揚げ)

某有名女優さんに差入れリクエストされるほど寵愛を受けているから揚げ。
美味しすぎて、
ポップコーンのように次から次へとお口に入れてしまいました。

かき揚げ→から揚げ→かき揚げ→から揚げ
終わりの見えない魔の揚げものループの誕生です。

カロリーのことを考えると恐ろしいですね。
ウルトラマラソンでも走らないと燃焼できませんよ。

そういや不二子ちゃんは100キロウルトラマラソンに参加したそうです。

完走したことには驚きませんでしたが、
年代別で優勝したとか。

その情熱とねばりで早くいいひとを見つけてください。

ほかにもシャキシャキサラダやらお味しみしみの里芋の煮っころがしやら。
美味しいものが山盛りです。

トリは豚角煮どんぶり!


(このビジュアル、絶対美味しいに決まってます)


とろけるほど柔らかい豚角煮、
そこへ半熟たまごのとろとろをからませて、
魚沼産こしひかりの炊きたて新米ご飯も一緒に、
一気にお口の中へ。

今年いちばんの幸せだったかもしれません。

ああ、美味しかった。
幸せな一夜でした。
お腹がはち切れそうになるくらい食べたのは久しぶり。

ユキさん、ごちそうさまでした!

彼女が相撲部屋の料理人になったら、
大型力士を量産できるんじゃないでしょうか。

1日でも効果あることを私が身をもって証明しました。

どうしてハナさんはあんなにきゃしゃでいられるんだろう?
女優魂のなせる技?
不思議でなりません。

ご覧いただきありがとうございました。

創作フレンチのお店

2017-12-12 09:09:17 | 外出&食い意地
フレンチ(っぽいの)が続いています。

一休のサイトで見つけた創作フレンチのお店『エヴォリュエ』さんに行ってきました。
私には発音しにくい店名で、それでか覚えられません。

ご一緒したのは以前参加したセミナーで仲良くなったゆうかさん(←仮名です)です。



(路地裏にこんなオサレなお店があるとは)

「ほんとにあるのか?」
っていうくらい狭い路地裏にあるお店。
『隠れ家的な小さな一軒家』だそうですが、
隠れ家すぎてゆうかさんはたどり着けなかったです。


(アミューズは木のスコップに盛られたにんじんのなにか)


(かぼちゃのポタージュ。緑のは皮部分)


(高知で水揚げされたお魚のポワレ。
きのこと豆乳のシュワシュワソース)


(但馬産地鶏の栗のつめもの、ひき肉の揚げもののっけ)


(タルトタタンとアイスクリーム)


(小さな焼き菓子たち)

これで3,500円はお得感がありますね。

ゆうかさんはこの冬、難関資格試験にチャレンジする予定。
その話題で盛り上がりました。

ひと足お先に5月に受験した私は、
予想どおり、木っ端みじんに玉砕しました。
世間的にはあまり馴染みのない資格、
敗者ではありますが情報提供させてもらいました。

敗者退場。

身の程知らずな無謀な野望は捨てて、
もとのゆるい生活に戻っております。


ゆうかさん必勝祈願!

彼女なら合格すると信じています。


ご覧いただきありがとうございました。