先週金曜日、
フェアウェルランチ会終了後、UさんとY、3人でお茶をしました。
そこは、私たちがデンジャラスカフェと呼んでいるところ。
地震が起きたら、ひとたまりもないから。
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ここでこの顔合わせで、コーヒーを飲むのももう最後なんだなあ。
3人で宿題をやっていたこともあるので、なつかしいです。
1か月前の思い出。宿題やってる中のY。あれ?アイフォンさわってるだけ?
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たわいないおしゃべりもなんだか愛おしい。
さよならを言ってお別れすると、
「やっぱり勉強は日本へ帰っても続けよう!!
今までの続きを、ひとりでやろう!」
という熱い血潮がみなぎっていたので、
次のタームで使うのと同じ教材を求めて、高島屋の紀伊国屋を目指しました。
ふんっ!! (←鼻息荒く)
が、いざ到着して、目的の英語教材コーナーにたどり着くと、
「果たして、本当に独学でできるものなのか?」と、不安になってきました。
でもでも!
ここであきらめたら、これっきりじゃん!
メラメラと闘志を燃やす今までにない自分と、へっぽこ弱腰でなまくらな今までどおりの自分が、
自分のなかで激しくバトル。
テキストを広げてみたり、ワークブックを解いてみたり、CDの値段を確認してみたり。
あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。
そうしていると、さっきからずっと同じひとと、何度もぶつかりそうになっていることに気がつきました。
30歳前後のアジア系の男性。
邪魔だなあ。
えらいじっくり選んでいるなあ。
お互い様か。
「Excuse me!」
座り込んでテキストを読んでいると、ついに言われちゃいました。
でも何で?
今、私、あなたの邪魔になってないじゃん。
あ?
もしかして、「そんなにずっと触ってるなら、もう買えよ」って、怒られるのかな。
身構えつつ、振り返ると…。
「あなたは生徒のテキストで悩んでいるの?それとも、あなた自身の?」
「オフコース、フォーマイセルフ」
とっさに答えると、彼がたずねました。
「それ、独学用じゃないって知ってるよね?
どうしてそれなの?
さっきからずっと悩んでいるよね?」
矢継ぎ早に聞かれたので、とりあえず、立ち上がり、向かい合うと、
頭のなかで彼が言ったことを復唱してから、どう答えたらいいか考えました。
***現在、翻訳&答えを英作文中***
そして、答えました。
なぜなら、私はこのひとつ前のテキストを授業で終了したからです。
そして、私は日本へ帰らなければなりません。
私は勉強を続けたいので、それがひとりでできるか考えています。
これらを見ながら。
たどたどしく答えると彼が言いました。
「ひとつ前のは理解できたの?」
***現在、翻訳&答えを英作文中***
またスリーテンポくらいおいてから答えました。
はい、私は文法をほとんど理解しました。
私は単語とイデオムを半分くらい覚えたと思います。
私は文法とリーディングのテストで、平均以上の点数を取りました。たぶん。
ところで、あなたの英語は聴き取りやすいです。
「ああ、僕は英語教師なんだ。
クラークキーの私立の語学学校で教えている」
彼が答えました。
そして、諭すように続けました。
「確かに君が今見ているテキストはいいテキストだ。
それが向いているのはこういう勉強の仕方だ…なんたら、かんたら。
でも、でもだよ。
今、君に必要なのは次の新しいテキストじゃないね。
失礼だけど、君はリスニングとスピーキングのスキルが、
ひとつ前のテキストを終了したレベルにいたっていない。
それらを引きあげないまま、次へ進むのは君の今後によくないね。
コミュニケーションが取れないままだから。
日本人にありがちなタイプだね。
日本へ帰るんだっけ?」
***長い文章を必死で翻訳、途中で何を言われたか理解し、ショックを受けてから、答えを英作文中***
沈黙が続いた後、答えました。
はい、そうです。
私が帰るまで、そこには1週間しかありません。
「じゃあ、日本へ帰って君がすることは決まったね。
テキストはいらない。
ワークブックもだ。
もちろんCDも。
君に必要なのは、英語でコミュニケーションをとるグループだ。
そこに入って、英語を聴いて、話す、トレーニングをするんだ。
いいかい、どういうグループが適しているかだけど…なんたら、かんたら。
そんなグループを探すことが、これから最優先で君がすべきことだ。
日本ではそれは難しいことだとわかっているよ。
でも今の君には必要なんだ。
教材を買うよりも、そのお金をセーブして、彼らとのコーヒー代にまわすといい」
ということで、
なぜか金曜日の昼下がり、
紀伊国屋英語教材コーナーの一角で、
ひとまわりは年下の見ず知らずの若者に、延々と説教をくらってしまいました。
英国パンダ先生に以前、指摘されたこととまったく一緒で、ぐうの音も出ません。
エリを正して、直立不動で聞かせていただきました。
クラークキーの英語教師ショーンさん、ご指導ありがとうございます。
通りすがりのおばさんにまで声をかけてくださる、あなたの教育熱心な姿勢に感謝します。
でも、私、人目が恥ずかしかったです。
結局、ショーンさんに見送られて、笑顔で書店を後にする羽目になった私、
当然、手ぶら。
何も買っておりません。
あのテキスト一式、特にCDは日本では手に入らないみたいなんだけれどなあ。
ショーンさんを信じよう!
ということで、日本にいる、英語を話せるお友達のみなさん!
今後は私に英語で話しかけてください。
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ところで、現在、シドニーからのお客さまをアテンド中。
大事なお客さまをご庶民のぎょうざ屋へ案内してみました。
食い意地優先で接待を忘れ、夢中でぎょうざをほおばる私にアテンドの才能はない。
S嬢、Hちゃん、助っ人ありがとう!!
Jing Hua Restaurant
21/23 Neil Road, 088814
TEL:6221-3060
わたしはリスニングはそんなに悪くないんですよ。話題にも寄りますが。
政治とか経済とかだととたんに
耳が日曜になります。
今トラブってるのが時制。
ほんとにわたし日本の英文科卒なんだろうか。
でもそのリスニングも、完璧にムスメに追い越されまして。
なんせムスメは、ラジオから聞こえてくる歌の歌詞を聞き取れるレベルになっちゃいました。
オトナ耳の限界を感じつつ、頑張りましょうね~お互い。
中国もシンガも水餃子の方がポピュラーだから
日本人に馴染みのある焼き餃子のおいしいお店は貴重なのです。
だから、お客さまの3割くらいは日本人。
リスニングが苦手でないのは本当にうらやましいです。
日本人はみんな苦手、と胸を張っていたのに、
クラスメートたちもできるんですよね。
もともと耳がいいのか、努力なのか…。
私、人三倍くらいの努力がいるようです。
ムスメちゃんの耳を貸してほし~い。
時制は一行、二行の文章ならなんとかなんですが、
長い文章になると、年表と言うか時間軸の表を頭に書かないと
とっさにわからないです。
本当にやっかい。
ダイアンのように時代の中心に生きるしかない?
でも彼女のような強引さは私にはナイ。