みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声

2014-08-30 16:23:17 | 日記
これから先ずっと一人であなたを想いながら
生きていくのも悪くないかも知れない。
だってあなたはこの世で唯一のあたしのソウルメイト

結局の所、誰といても満たされないし
持て余されて悲しくなるくらいなら
一人目を閉じ、考えよう
あなたが、あたしの側にいる風景を・・・。

ねえ、離れていたってお互いの心読めるでしょ?
あなたの痛みはあたしの痛み。
あたしが傷を作ればあなたも血を流すでしょ?
自意識過剰に暴走するあたしの心。
それでもいいの
だって想うのは自由、誰にも邪魔出来ない

あなたの夢を見て眠る
沢山の白い錠剤キラキラ
トリップして停止するあたしの思考
夢うつつのあなたの声、どこまでが現実かな?

雪音の徒然声

2014-08-29 20:50:45 | 日記
恋をしていた夢を見た
もういないあなたがずっと側に居て
握りしめた掌の温かさまでしっかり残っていた
あたしの唯一の理解者、ソウルメイト、魂の双子
あなたがいなくなってから、あたしは半身
気配が半分消えた。
切ないはずなのに、あなたが夢に
出てきたことがまだこんなにも幸せなのかと失笑した
あなたがいなくなってから、もう十年たつ
あたしの時間もそろそろ動かさなくてはならない
不自由な半身で、前を向いて
優しい想い出は静かに静かに胸にしまって。

雪音の徒然声

2014-08-28 19:25:18 | 日記
人間の、感情は小さな穴のあいた箱の中の
水のようなものだとあの人は言った。
その箱の中は迷路の様に入り組んでいて
中の水が思い通りの所に落ちて行くのは困難だ。
大抵は検討違いの所に落ちて干からびたり、
外に落ちる前に諦めてしまう。
あの人の最後の1滴はあたしの上に落ちたが、
気がつかない内に干からびさせてしまったのだと
あの人は言った。
だけど、その雫は静かに熱を持ってあたしの箱を
焼き続け、小さな火傷を作った。
そしてあたしの水は全て蒸発してしまった
ちくちく痛むその熱が、ずっと消えなければいい
一瞬であの人を思い出せる様にあたしを焼き続ければいい
そしていつか、あたしが灰になったときあの人の箱に
優しく降り積もればいい。
本当に、本当にそう思う

雪音の徒然声

2014-08-27 17:36:02 | 日記
遠い昔あなたが言った
今度生まれて来るときは、大きな木になりたいと。
人間だけはごめんだと。
今なら分かる。嘘を付くのも、人を傷付けるのも傷付くのも人間だけだ。
大地に根を張り、雨の日も風の日も目を剃らさず立ち続けて
人間の愚かさを立ち見の見物をしたい。

欲深い人間の前で、大きな木になったあなたは
いつか、切り倒されてしまうでしょう。
それでも良いんだよね?あなたは。
欲なんて意地なんてないほうがいい
ただ、風に吹かれ光合成して静かに生きたい。
動かない足が切り刻まれるまで、穏やかにいたい。

ねえ、あなたが次に木になるなら
あたしもなって良いですか?
何も望まないけど最後だけあなたとともに
人間に切り倒されたい

雪音の徒然声

2014-08-26 21:22:18 | 日記
あたしは穴ぼこだらけの人間で
感情がポロポロ流れてしまうから
その穴を埋めたくて、無くしたくて、
いつも誰かを求めたの

本当は知っていたの
あたしの穴はあたしにしか埋められない
トラップの様なあたしの穴はいつも
誰かを飲み込み無くしてしまうの

あなたには何も望まないよ
それはあたしの只のエゴだったね
何も言わなければ、余計なことしなければ
だめなあたし見せなくて済む
変われない弱いあたし、バレないと思ったの

結局あなたも消えたね
隠そうが見せようがダメなものはダメ
偽った分だけ、また穴の数増えてしまった

あたしの穴はあたしにしか埋められないのにねえ