みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声 夢の話。沼の主その3

2015-09-30 21:18:43 | 日記
頭を割られた主はそれでも力を振り絞って糸を振りきり、沼の底に沈んだ。紅く染まった沼の水面もやがて収まり、辺りは何事も無かったように穏やかになった。野次馬たちも去っていった。日が暮れはじめ、キャンプ場に明かりが灯るころ、小さなあたしは沼をそっと見に行った。主がいた。苦しそうに沼辺に頭を乗せていた。傷口からはまだ血が流れていた。大丈夫?あたしは尋ねた。大丈夫なわけなかろう。主はギロりとあたしを睨んだ。これだから人間は嫌いなのだと、呟いた。ごめんなさい、あたしはなすすべなく涙を流した。お前みたいなガキが悪いのではなかろう?あたしの涙を見た主は目を細めた。ワシにもガキがおる。ガキの涙は見たくないと。

続く~。

雪音の徒然声 夢の話。沼の主その2

2015-09-27 22:03:11 | 日記
主は人間が大嫌いだった。そりゃそうだ。仲間を食べる人間をどうして好きになろう?主が最も愛してるのは家族だった。だから息子が釣り針を飲み込もうとしたとき、罠と分かっていて息子を突飛ばし自分で針を飲み込んだ。周りの人間たちは主の姿を見ようと集まり始めた。主はその力強さで糸を振りきろうとした。一人の若者が沼に飛び込み、主の頭になたを振りかざした。静かな沼が一時紅く染まった。母は、あたしの目を塞いだ。

続く~。

雪音の徒然声 夢の話。沼の主その1

2015-09-27 21:54:21 | 日記
そこはファミリーキャンプ場。沢山の家族連れが集まる。あたしは小さな子供。親に手を引かれ森の中を歩く。キャンプ場のすぐそばには、大きな沼があってキャンプだけでなく、釣りを楽しむ家族もいる。種類は分からないがそこには沢山の魚がいて釣り人を楽しませている。
その沼にはとても大きな大きな魚がいて、彼はその沼の主と呼ばれている。真っ黒く大きな体。賢く人に寄り付かないその圧巻な姿は釣り人の間で格好のターゲットとなっていた。
食物連鎖、食べるためではなく、彼を釣り上げたという名声のために釣り人は主を釣ろうと躍起になっていた。

続く~。

雪音の徒然声

2015-09-26 21:39:58 | 日記
親父は女、そしてパチンコにはまりなんだかなあのあたし。やることがないので昼から酒を呑む。堕落。そして最近リアルな夢を見る。かなり鮮明なカラーの夢。あまりに物語性があるので明日から少し夢を書こうと思う。昨日とても悲しくなって貯まっていた睡眠薬100錠と安定剤も飲み干したが健やかに朝から目が覚めた。うん。そんなもんだ。顔がパンパンに浮腫んで情けないから止めようと思う。父は帰ってこない。楽で良いが、首が痛いので買い物がきつい。前のアパートなら歩きでコンビニ行けたのにな。明日から少し物語を書きます。お暇な方はどうぞ御覧ください

雪音の徒然声

2015-09-25 22:32:48 | 日記
居場所がなくてコンビニの駐車場でタバコを吸う。高校生くらいなら家出少女で格好もつくがもはや禁煙車に乗ってるからコンビニで一服してるただのおばはんである。しかも首にはコルセット。情けな。全治二週間との診断だがもう仕事を、始めようと思う。食欲はない。胃が痛くて。働かざる者食うべからず。働かなくては。誰にも干渉されないように、一人になれるゆうにお金ためなきゃ。