みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 とかげの尻尾

2017-01-31 21:24:45 | 日記
1月も今日で終わり、あたしはとうとう自由の身だ。あとはトランクに荷物を積み込んで出ていくのみだ。自由というものはある程度の不自由があるからこそ実感できるのだと贅沢なことを考える。手放しの自由というものは不安を伴うがもう立ち止まってはいられない。再生しよう。とかげの尻尾のように。春はまだ遠いしとかげだって尻尾を切らないほうがいいに越したことはないけれど。尻尾を切るなんて命がけだよね。尻尾がない時期にまたピンチが訪れたらどうするんだろう!まさか腹は切れまい。今のところあたしは尻尾のないとかげだ。命からがら逃げ出しだ。背水の陣。もう余分はない。次に切れる尻尾はいつ生えるかは分からないし、大体にして切れたとかげの尻尾がどれくらいで再生するのかはわからないけど、いい加減自分を可哀想がってじたばたするのも、飽きた。口癖のようだが人生、歳をとってからのほうが長いのだ。自由すぎてなんだかふわふわしてしまうし、書くことがなくて困ってしまうが再生しよう。いつか笑える日まで。こうご期待。って誰に言ってるのかわからないけど。まずは引っ越しだ。春よ、来い。本物のとかげが現れたら尻尾切られないように捕まえてご挨拶。勿論、キャッチ&リリース。どうかあたしの切れた尻尾も生えますように、

みりんの徒然声 親の苦労子知らず

2017-01-29 16:39:28 | 日記
いよいよ出ていく日も近い。最近書くことがなくて困っているが、自由になるにあたって、少し色々考えてみる。散々親と喧嘩をしたが、あたしは自分勝手に出ていくのだ。親孝行もしないまま。子供もいないあたしは正に親の苦労子知らずのまま生きていくのかもしれない。考えてみれば、親が大学まで出してくれたから親友に会えた。弟を産んでくれたからあたしはブラコンになれた。沢山お互い傷つけあったけど感謝しなくてはならない。一緒に暮らせないのはあたしが折り合いがつけられなかったから。あたしが精神的に大人になれなかったから。人間、感謝を忘れてはいけないね、やっとそこまで考えられるようになった。あたしは学ぶのがいつも人より遅いようだ。いつかちゃんと向き合えるように、まずはあたしがなりたいあたしにならなくちゃ。仕事も部屋も何もかも決まってない宙ぶらりんな状態だけど。がんばれあたし。これが最後のチャンスかもよ。寒くて体中が痛いけど、荷作り全く終わらないけど。新しい生活に向かってもがくしかない。泣いても笑っても朝は来るし、泣いても笑ってもあたしの人生の長さは変わらない。自ら命を絶たない限り。だから少しでも笑えるように。がんばれあたし。

みりんの徒然声 さよなら南の島

2017-01-23 21:46:24 | 日記
カウントダウンが始まった。一人になる日が近い。悲観的ではなく再生の為の一人のカウントダウン。今日も雪は深く、こう寒いとふと南の島を思い出した。南の島で暮らそうと言った稀有な人がいた。気がする。よもや感性の鈍ったあたしに記憶は遠く思い出せど夢の中の話のような気もする。まだ何かに頼れそうな気がしていた頃。南の島はあたしにとって天国だ。もしそこで暮らせたなら天使になれたかもしれないが、天国は遠く、あたしはまた見捨てられたことを知るだけだった。それに今は雪に閉ざされている。まあ、いいか。天国は現実的じゃない。あたしは再生の為に歩かなきゃならない。さよなら南の島。さよならあたしの可愛いい夢。恨むにも恨みようがない、対象がない(笑)ああ、寒い。首が痛いがカウントダウンは始まった。しっかりしろ、しっかりしろ。

みりんの徒然声 またも雪か

2017-01-21 20:50:16 | 日記
またしても雪だ。視覚は慣れたが体は慣れない。雪道に歩き慣れていないし、スノーブーツなんて持っていないあたしはテカテカに凍った道でおもいっきり転ぶ。むち打ちの後遺症?で痛む首にとどめを刺した。痛い。首が回らない。首が回らないって比喩じゃなく、本当に回らない。なんだかなあと思いながら雪を眺める。どうやら雪とは友達になれないようだ。春になったら、とあたしは考える。出直すんだから睡眠薬は辞めようと思う。いきなりぱったりは無理のようで試しに飲まずに布団に入ったら明け方まで眠れなかった。でももう自分を可哀想がるのは止めるんだ。来月から保険証もなくなるし。頑張ると思う一方、やはり世の中お金がないと生きていけないのね、と卑屈になる。雪のように溶けて大地に還って花を咲かす、そんな風になりたい。まずはこの痛む首をなんとかしたい。

みりんの徒然声 百聞は一見にしかず

2017-01-18 20:11:51 | 日記
とは、よく言ったものだ。そういえばブスは3日で見慣れるだっけ?こうも雪を見続けると何故雪を恐れていたか見失いそうになる。やはり恐るべきものは目に見えないものなのだ。視界に写るものはあっという間に慣れてしまう。寒さで去年むち打ちになった首が痛すぎる、寒さに体は慣れないようだ。雪の降る町には住めないなとしみじみ思う。遠回りはしたが雪の降る町に住んで雪に慣れ、寒さに震え、住めないと理解した。人生は勉強だらけだ。むだな遠回りのお陰ですっかり太り、しかもはげてしまった。直るには、痩せるには、倍の時間を有するだろう。困りましたね。風がゴウゴウなる。白い雪の欠片が飛んできて顔に当たる。来年はまた雪の降らない町にいるのだろう。人生は分からないし、勉強だ。分かったことはなんでも見なきゃだめだ。慣れは大切だ。生きるために