五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

玄米食の実践

2013-01-02 05:19:59 | 五高の歴史

現代は食べ物も豊富で種々雑多である。毎日の食事にしても牛乳にパン類、麺類等を主食する人も多いようで、そのため日本人の主食である米食は敬遠されがちである。

一日に一回も米は食べないと言う人もあるようで、

しかし最近は白米食にかわり玄米食と言うのが盛んのようである、自然食ブームからか、世の中には肥満の人も多いためかメタボの追放といって、各地に玄米食食堂も設置されている。

そのためか玄米菜食を実践している人も多いという。

この昭和十八年一月四日の日誌には、飯島先生の奥様が阿蘇道場においでになって玄米食の炊き出しをしてくださったとの事、奥様は玄米食十五年来の大家であり、炊き出しして貰いおいしかったと云うこと等が強調されているのは、飯島教授の奥様は昭和の初期から、玄米食を実践されていたと言うことであり、現在と違って玄米食を実践する人も少なく珍しかったと言うことではあるまいか!