五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

昭和20年学年短縮時代の五高の授業

2014-04-03 04:55:36 | 五高の歴史
昭和20年頃には学年短縮とか高等学校は一年半で卒業とかが行われていた。そこで授業はどんな様子であったかを調査してみた。五高の授業形態は以下のような状態であった。
ここで感心したことはこの戦時体制の中でも英語・ドイツ語の外国語の授業が他の教科に比べて非常に多いことであった。

高等学校担任学科目別教授・助教授
学科  
  道義 文 一年 時間数 1 二年 時間数  3      計 4  人文を兼ねる    道義 理 一年 8 二年 1  計9
  古典          6         3        9     仝      人文     32    5  37
  歴史          5         4        9     仝      数学     54    2  56
  経図          2         2        4            物理     30    3  33
  哲学          2         2        4  一名独語兼     化学     24    2  26
  自然科         2                  2  博物科教員之に当る 博物     14    4  18
  英語         12         4       16                   30    3  33
  独語         10         3       13                  40    3  43
  専修                    2 2   古典科教員之に当る
  教練          7         2        9                  56    2  58
  体錬          2         1        3                  16    1  17

  教練 軍事教練  杉本大佐  松岡中尉
  体錬 助教授   吉田三二  鹿江二夫  佐藤幸平 錬士 緒方 勲

我家の補修を行っているが天気が良いと工事もはかどる。家の周囲を取り囲んでいた足場が外され家への出入りも良くなった。現在は道路との境界のブロック塀の工事を行うため屋敷の裏を大分掘ってある。あとはブロック塀を積む工事だけであり2~3日もすれが完成するだろう。工事やさんはあちこちと注文を受けててんてこ舞いの忙しさのようである。消費税の5パーセントの時代に皆さん注文を出しているようで我が家の場合でも昨年の11月発注したものである。