こだわりの 一曲 「おんな船頭唄」後編
命をとりとめたあや子
東京へ必ず帰ってくると別れの一言も聞かず行ってしまった宮川に対し
ここまで献身的にあや子のことを思い尽くす山形に綾子の心が動き二人は夫婦になった
・・
幸せな日々が続き
幾年も月日が流れ ある日宮川が佐原郷へ帰ってくる・・。
酒場で噂にあや子がもう結婚している噂を聞いてしまうが、そこで以前一悶着あった
チンピラに絡まれ川辺で喧嘩となる
演歌師から事の次第を聞いた山形が、喧嘩の宮川を助けに入る
宮川は心の苦しみをあや子に伝えるが迷いはひろがるばかり
今でも愛しているあや子の心はいつしか自分が一番悪いのだと後悔し
悩み
宮川は自分の子を育て幸せに暮らす山形に己の身勝手さに強く言えないでいる
あや子の心にメロディは流れる
「嬉しがらせて・・消えた旅の風」
心は宮川・生活は山形・・・
思い悩む心は揺れ動く・・・が
◇
この歌は同名の日活映画となり宍戸錠が宮川役で若き三橋美智也も演歌師として
出演していました。
(YouTube検索・おんな船頭唄・フルバージョン白黒)