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こだわりの 一曲 「おんな船頭唄」 後編

2021年01月03日 | 音楽回想

こだわりの 一曲  「おんな船頭唄」後編


命をとりとめたあや子


東京へ必ず帰ってくると別れの一言も聞かず行ってしまった宮川に対し


ここまで献身的にあや子のことを思い尽くす山形に綾子の心が動き二人は夫婦になった


・・


幸せな日々が続き


幾年も月日が流れ ある日宮川が佐原郷へ帰ってくる・・。


酒場で噂にあや子がもう結婚している噂を聞いてしまうが、そこで以前一悶着あった


チンピラに絡まれ川辺で喧嘩となる


演歌師から事の次第を聞いた山形が、喧嘩の宮川を助けに入る


宮川は心の苦しみをあや子に伝えるが迷いはひろがるばかり


今でも愛しているあや子の心はいつしか自分が一番悪いのだと後悔し


悩み


宮川は自分の子を育て幸せに暮らす山形に己の身勝手さに強く言えないでいる


あや子の心にメロディは流れる


「嬉しがらせて・・消えた旅の風」


心は宮川・生活は山形・・・


思い悩む心は揺れ動く・・・が



この歌は同名の日活映画となり宍戸錠が宮川役で若き三橋美智也も演歌師として


出演していました。


(YouTube検索・おんな船頭唄・フルバージョン白黒)



こだわりの 一曲 「おんな船頭唄」 前編

2021年01月02日 | 音楽回想

こだわりの 一曲  「おんな船頭唄」前編


昔はバスも・タクシーも少なく移動手段は渡し船だった



あや子は潮来の「おんな船頭」


自然の中で気にかかる人に出会う・・


二人は同い歳。「でもバスの運転手じゃ君とかまどを持つには今は無理なんだよ」と・・・


運転手宮川は東京行きを決意し、風のように去って行ってしまう ・・・でも


あや子の・あや子のお腹には四ヶ月の宮川の子が・・・育ちはじめていた



以前から遊覧船の機関長をしていた山形はそうとは知らずにあや子への直向きな想いを馳せる


ある日、寝たきりの母が「あや子  私に分からないでも思っているの ててなし子は嫌よ」


と言ったきり数日後に母は亡くなってしまう


女船頭と母の面倒に過労のあや子は倒れ入院する。


機関長 山形はあや子の入院を知り自分があや子と同じ


O型である事を医師に伝え連続二度の輸血をあや子の為に


決行するが・・・



旅情が恋を育て「濡れたみ竿は重くなるばかり」


作詞:藤間 哲郎、作曲:山口 俊郎


別の歌手に用意した唄でしたが、ディレクターが三橋の高音でこの歌い出しを


是非 歌わせて見たい・と強引に歌い手を新人の「三橋美智也」に任せた。


この曲は戦後の金のない時代に


200万枚の大ヒットとなる。



同名の映画にもなる・・。



こだわりの 一曲 「青い影」

2020年12月29日 | 音楽回想

こだわりの 一曲  「青い影」


この曲はとても息の長い曲だ


あれは小さい頃、聞いて自分でも歌える様になって


この循環コード、作曲にもいかした


プロコルハルム


これはカノンだったか、もともとクラシックから発想しオルガンで


最高の気分を出す、よくディスコで激しく踊った後これがかかると


女性は素直になり観念し身をまかせる・・


この曲で幾人ものカップルが誕生し


人口を増やしたことか


あぁ   「青い影」


いつまでも


青春の応援の曲


ありがとう



魅惑のメロディ 5

2020年12月23日 | 音楽回想

魅惑のメロディ  5


007は好きな音楽が多い


これもその一つ


「ロシアより愛をこめて」


ダニアラビアンキがソ連のスパイとしてボンドに近づき命令で007を「慰み者にして消す」


・・・命令だったが、女スパイがボンドのたぐいまれな魅力に負けて逆に


ボンドはロシアから来た愛を吸い取ってしまう、彼女はベットで味方になる決心をして


イギリス秘密諜報員と共に活躍してしまう・・この時


マットモンローの歌う魅惑のメロディーが諭すように意味深く流れる。



ジョーンバリーの勇壮な思い描くストリングス。


この深い愛が何をも超えることが出来る


事を教えてくれるかのようだ



もう一度 フルで見たい映画だ


「ロシアより愛をこめて・・・」







魅惑のメロディー 4

2020年12月20日 | 音楽回想

魅惑のメロディー  4


はるか草原に広がる白い山並み


恋に戯れるディーン


つっぱりだが どこか影のあるテイーンエイジャー


控えめなのか臆病なのか放っておけない人



「エデンの東」


聞くとなぜか素直にさせてくれる魅惑のメロディー


絵を描いたビクターヤング


いつまでも心の奥にしまっておきたい


真剣な恋



今宵は1950年代のジェームズディーンのサウンドトラックを取り上げました。


あれは小さい頃、白黒の映画で見たが、その時のシーンに流れる音楽が忘れられない


何十年経っても心の奥の記憶に住んでいる。


安らぎたい時はこれ


これを聞くと合歓の郷が降りて来て誘ってくれる


もう おやすみと



魅惑のメロディー 3

2020年12月19日 | 音楽回想

魅惑のメロディー  3


旅館に泊まり いい景色を見て温泉に浸かる


あぁ  そんな旅も良いなぁ・・


恋しちゃったりして


そう言えば混浴というもの入ったことないなぁ


あぁ  あるか小さい頃 登別温泉・第一滝本館へ連れてもらった


あの頃は エッチが何だかよく分からなかったなぁ



たびに出るなら


浴衣に包み 生を一杯やって郷土のつまみを


ほろ酔い気分でつつく


・・・


「湯の町エレジー」


大川栄策で聞いて見ませんか


古賀メロディーの傑作


大好きなメロディーだ


風景が浮かんでくるのです。


筒美京平ソング 「GS時代」 6

2020年12月19日 | 音楽回想

筒美京平ソング  GS時代」6


「真夏の出来事」


この歌い手の「平山みき」は凄いと思う


R&Bと云うかロックというか,とにかく全然 歌謡曲ぽくないでしょう


この歌い方


この方もバイブレーション伸ばさないね・・それで良いのよ


これは筒美氏の音楽性を凄く広げた楽曲だった・・この後


CCBが出てくるんだ


もうとても流行歌なんてレベルじゃない


彼が進化して行くのもこの「真夜中の出来事」辺りからでしょう。


それに この物おじしない「平山みき」の姿勢


歌ってやってんだよ・みたいな


男勝りと云うか


歌い手と作り手が組み合った素晴らしい曲です。



外人に歌って欲しいな。ソウルフルな感じで


外人から日本ミュージック聴いて良い感じのもの


一杯あると思ってるみたいだよ


魅惑のメロディー 2

2020年12月18日 | 音楽回想

魅惑のメロディー  2


あの人は誘ってくれるかしら


気まぐれなところもあるけれど


私は待っている


金曜日が来てあの人も土曜からはお休みなはずよ


とにかく心の準備はしておくの


デートだって大丈夫なの


・・


でも


もう


日曜日・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「待ちくたびれた日曜日」


ヴィッキー



曲は村井邦彦


作詞は小園江圭子


グループサウンズのオックスのレパートリー


キーボードの中性的な赤松愛のボーカル曲ですが、ヴィッキーが歌うと


物語が浮かんでくる、少女がボーイフレンドをいつも待っている


純粋な気持ち


彼女が 詩の意味を理解し日曜日にボーイフレンドを待つ


心の行方を語ってくれる


待ちくたびれた日曜日・・・




筒美京平ソング 「GS時代」 4

2020年12月16日 | 音楽回想

筒美京平ソング  GS時代」4


「私は忘れない」


これはグループサウンズではないのだけれどその時代に流行っていた曲


分かっている方は分かるが、分からない方は多いかもしれない


「岡崎友紀」


雰囲気が好きだった・明るくて物怖じしない様なタイプ


結構 ヒット曲が多い彼女


筒美氏も依頼が多くてこの様なテレビ番組のテーマソングやドラマ挿入曲も多い



シンプルで覚えやすく誰でも歌える歌。変に理屈っぽくない


この様に意識しないで書くと大衆に受けるんだよ










筒美京平ソング 「GS時代」 3

2020年12月15日 | 音楽回想

筒美京平ソング GS時代」3


「マドモアゼルブルース」


そうだなこれはオックス・テンプターズ・タイガーズの次に人気があった


ジャガーズに提供した曲だ


彼らも中世の・・なんて云うか騎士の様な出で立ちで、イケメンのボーカルの


でかいハンドマイクが効いててかなり人気があった。


少しビートルズ入ってないかな「今日の誓い」だったか・・


分からないけどね、色んな方法あるんだ、これ以上何作ろうかと云う時に、マイナーな


曲を聴く・・メロディーは取り出さずにその曲のスタイルだけ使うと云うやり方さ



メンバーはあの後 どうしているのか確かドラムがB級俳優でよくテレビに役者で


出ていたんじゃなかろうか・違うか、あれはビレッジシンガーズだったか思い出せない


この辺りの曲は、きちんとバンドで受ける様に作っていてメリハリが効いている。


決めるところはドラムが先行して決める。


当時テレビをひねるとGSと言えば必ずジャガーズが出ていた。


ジャガーズで、他に提供していた曲はなかったのだろうか・・


その内に、また勉強だなぁ





筒美京平ソング 「GS時代」

2020年12月14日 | 音楽回想

筒美京平ソング「GS時代」


「ガールフレンド」


この甘ったるい曲は何故かすごく好きだった


オックスは女子高生を虜にしたが、その最初の頃に筒美京平作の


「ガールフレンド」があった。


彼の作る曲はこうすれば受けるだろうとわかっている様な曲が多い


バックのオーケストラ風のアンサンブルもよく似合う



この歌を二人で歌いたくて


「タラララ」・・・「マイガール・マイガール」とやりたくて相手を探していた


俺が上行くから、お前リードボーカルすれよ


そう言って合わせて歌った「ガールフレンド」


切ない・ナイーブな学生の心根をくすぐる様に浸透して行った。


最初の頃、すぎやまこういち氏に師事してもらい彼は


ヒットの秘訣を覚え込んで行ったのではないでしょうか



もう数曲グループサウンズへ作った筒美氏の曲を探ってみよう。




こだわりの 一曲 「ブルーライト ヨコハマ」

2020年12月13日 | 音楽回想

こだわりの 一曲  「ブルーライト ヨコハマ」


街に流れていたこの曲


そう  流行曲と云うのはこう云う曲を言うのだ


とにかく流行った、いつでもどこでもこれだった


今考えると石田あゆみの歌い方はバイブレーションがなく、それでも


力の入れる所は入れて、特徴のある歌い方だった。


この発声方法は荒井由実にも見受けられ、


「どう? 上手いでしょう」という悪い意味のバイブレーションではなく


新鮮な響きがあった。


作った故 筒美氏もこれは最初の頃の作品ではないかな


この辺りから数十年もメロディーメーカーとして和製ポップス界に君臨する事となる


吉田拓郎も、桑田圭祐も一目おく尊敬に値する作曲家の力がこの


「ブルーライト ヨコハマ」から始まる。歴史的な曲です。



普通・アメリカナイズされたものやビートルズのどこか匂いがする作りが


多かったが、筒美氏は新風を吹き込みそれから最近 亡くなるまでに


気の遠くなるほどのヒット曲を創出した。


思い出す。


独特の曲風だが、無理はなく歌いやすく口ずさめるこだわりの一曲



「ブルーライト ヨコハマ」よ、久しぶりに聴いてみよう


こだわりの 一曲 「思案橋ブルース」

2020年12月11日 | 音楽回想

こだわりの 一曲  「思案橋ブルース」


何故かこの歌は好きでいたが、なかなか歌うとなると難しい曲だった


女性の様なキーでハスキーに丁寧に歌う高橋勝とコロラティーノ


このボーカルと同じキーで歌う常連の方をよく六本木「城」に迎えていた


この方の弟が「佐々木勉」氏で、1960年前後以降にかなり有名な作曲家だった方


この先生の兄がCBSソニーの部長をしていてよく店で私の弾語りで弟さん作曲の


「あなたのすべてを」をコロラティーノと同じキーで歌っていた。


もともと地声が女性の様に高く難なく高音ボイスが出せる方だった。


この思案橋ブルースを聞くとその方をどうしても思い出す。



思案橋は長崎の歓楽街でむかし丸山に遊郭がありそこへサラリーマン等、男性が


筆下ろしに行くのにここで躊躇し・・どうするか思案したことから思案橋の地名となった。


実際には橋はなく川は下を流れていてお水の歓楽街になっている。


今はどうだろう・・一度長崎・佐賀・福岡はチャンスがあれば行きたいところだ


ぜひ長崎チャンポンを今度こそ食べてこの思案橋ブルースを屋台で聞きたいと思う



是非また行って見たいところだ


夜の街


思案橋ブルース


昭和歌謡 珠玉の一曲 「やさしさに包まれたなら」

2020年11月20日 | 音楽回想

昭和歌謡 珠玉の一曲  「やさしさに包まれたなら」


荒井由実


彼女の曲はフォークソングともニューミュージックとも合わせられない素朴な歌が多かった


ジャンルを超えた存在だ



子供の頃の思い出は


大人になって何処かへ消えてしまうが


それを詩にできることで皆んなの共感を誘う


簡単な様で難しい それを素直な心で勇気を持って曲にする


どこか心覚えがあるので,「そうそう」と聞き入る



この曲はどうだろう・・結婚前に作った曲かな


ハードロックを聞いていた自分には詳しくはわからない


年下のものには当時から圧倒的な人気があった それから


10年も20年も進化し続け


彼女は今どこへ向かおうとしているのだろう


それはわからない


ローリングストーンズが結成60周年を迎える時代だ


ひよっとすると本御婆~ちゃんになっても作曲してるのかもしれないなぁ


いひ・見て行こう・・


ジョン・ポール・ジョーンズの存在 その②

2020年11月20日 | 音楽回想

ジョン・ポール・ジョーンズの存在 その二


バンドを経験した人はわかると思うのですが、ベースがバンド全てを決めます。


いくら天才リードギタリストや稀に見る素晴らしいボーカルがいてもテンポを刻む


ドラミングが正確でないと聞いていて嫌になります。


ギタリストもテンポが取れない・


で,ドラムはどうしているかと云うとベース音を耳で聞きながら音頭を取っているのです。


ですからバンドのベースが指導性を出してくれないと全体が締まらない



ボンゾとジョンジーの場合


コンピューター音では出すことができないドラムの「たもり感」をベースが遊ぶ間に


良くボンゾがたもりながらも付いてきて最終的には全体的に合っている演奏が


出来ていたのです。皆さんも


ライブで聴いていて無意識に心の中で音を打っていて変調子で合わすのがきつい場面が


あると思います。そこがたもり感に入っている瞬間です。



「レインソング」



ツェッペリンのリフの半分はジョンジーが作っていたのです。



ベースは音を自由に行ったり来たりしています。それに付いて来られるドラムでなくては


 その曲の変調子は達成できない。


ジョンジーとボーナムのコンビはそれができる二人だったので、ツェッペリンのあの芸術的な


難解な曲が生きていたのです。ですからボーナムが亡くなりその時点でレッドツェッペリンは


再起不能となったのです。


息子を招いても駄目,1020年後ペイジが再結成を考えてもプラントはあの当時の


体幹で高音ボイスはもう出せず,ジョン・ポール・ジョーンズの存在しないツェッペリン


ではもう無理なのです。


第三期ヤードバーズをジミー・ペイジが率いてジョン・ポール・ジョーンズを組み入れた


からこそビートルズを追い抜けたのです。


それだけ彼の存在は重要だったのです。