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サウダージ

2019年07月21日 | 日記
岡山の街中、とても古い雰囲気のあるビルの二階





階段を上ると、灯りが一つ。




やってくる人の多くが珈琲を楽しむ不思議なバー



ネルドリップの珈琲の味はコクとクリアさが両立した素晴らしさ。

深煎りメインですが、少し苦手なので中深をいただきました。

おいしい。

そして音楽がすっと入ってくる場所。

いいお店です。



また行きたいと思うお店が、また一つ。

ジーっと

2019年07月08日 | 日記


清々しい若葉のころは遠く。

ミンミン、ジージーと蝉の声が響き始めて季節は夏に変わっていっています。



最近楽しくて仕方がないのはコーヒー豆の焙煎。ちょっとオレンジがかったこの色。この色を目指して毎週チャレンジするのですが毎回全く歯が立ちません。それでも、少しずつ前進を感じるのは京都の豆屋さんのこの目標があるからです。

珈琲豆はコーヒーの実を脱穀し?(梅の種のように)乾燥させた乾物のようなもの。それなのにこの焙煎豆はフレッシュな香りや味がギュ~っと濃縮されたような香りと味でした。豆の香りで驚き、ミルで挽いて驚き、蒸らしの時にすでにたまらなくなる。毎日のようにコーヒーを淹れていて今までにそんなことを感じたのは2回だけ。東京のお店とこの京都のお店ののみで、どちらともオレンジがかった色が妙に印象に残っていました。

だから無理とは分かっていても、少しは近づけないものかと毎週あれやこれやと作戦を練り挑戦しています。目標は夢のまた夢。でも少しずつ美味しく安定していくというのは、ほんの少しだけ希望がもてます。



そして大好きなアルバムが、また少し寂しいアルバムに。

ジャケットの美しさに魅かれ手にしたアルバムは、音楽の素晴らしさで宝物になりました。



この夏も楽しいことがありますように。夢に見たことが近づいてくるのは、なんとも幸せなことです。僕の大好きな古いエレボイには、真空管ドライブが本当にぴったりです。

でも暑い夏に真空管アンプは機嫌を損ねやすい。今年は金属製のダイソー扇風機。プラ製より駆動音が小さくお気に入りです。何とか今年も暑い夏場を乗り切ってほしい。

切に思います。

Shai Maestro

2018年10月20日 | 日記


古い本のようなジャケット。ムンムンする怪しさに負けそうになるけれど、そこを踏みとどまり是非沢山の人に聞いてもらいたいアルバムです。





ライブの熱気がそのまま閉じ込められたような感触の音が広がって、木の響きと、歪みや濁りを含んだような強い音が重なっていきます。そこで聞こえてくるのは今風の音ではなく、芯のあるずっしりとした質感は確かに古い本のような感触かもしれません。

その演奏は今を感じさせるもので、演奏者が鬩ぎ合う中で緊迫感が高まっていきます。今の響きです。



ずっとこの世界に浸っていたくなるような。やめようと思ったのに「また聞いてしまう」ような一種中毒性のある魅力があります。



初めての

2018年09月02日 | 日記
「東京ジャズ」

Tigran Hamasyanのトリオ、アドリブに入りCDの枠を超えていく瞬間から、身体の芯から熱くなって惹き込まれました。

現在進行形の音楽を聴くということは、こんなにも素晴らしいことなのかと。やっぱり古いものも新しいのも両方楽しみたい。

そして、やっぱり僕にとってはジャズが一番オモシロい。







東京の新しいお店も素晴らしい。

弾丸の一泊二日でしたが、今回は楽しめました。来年もどんな人が来るか、ちょっと楽しみです。

僕が見ることができたのはほんの少しだけですが「東京ジャズ」はNHK BSプレミアムで10月14日(日)0:45〜から3週連続で放送されます。これも楽しみ。

夏日本海

2018年08月21日 | 日記














京都~兵庫~鳥取、スカーっと晴れた夏の日本海の景色は本当に気持ちの良いものでした。

そして、鳥取の波の激しさに改めて「すげえ」とケラケラ笑ってしまいました。



「甲子園」田舎の小さな高校が全国をドキドキさせてくれました。ありがとう。

本当に、おつかれ様でした。

ハツラツ

2018年07月28日 | 日記


アンプを変えてみて三日目です。そろそろ落ち着いて来たかと改めてゆっくり聴きました。うちのスピーカーからこんな気持ちよく鳴っているの初めてかもしれません。

なんかハツラツとしてます。

アンプは出来立てほやほやなので、アンプ自体が馴染んで来たのだと思いますが本当にうれしいですね〜。

アンプ変えて、こんな風になってほしいなというそのままになってます。

上の音をしっかり出して、つながりの良さを活かしたい。下の方の不満は感じません。



CDでこんだけ楽しいから、レコードではもっと…と単純に行かないのは調整が不充分だからでしょう。

たまには、いい事あってもいいですよね〜。

シングル

2018年07月01日 | 日記
もうすっかり季節が変わった事を実感した今日。

最近の楽しみはパワーアンプ。

家では「McIntosh C4」という古い真空管プリアンプをずっと使っています。整備してもらってから快調の一言。やはりメンテナンスが大事という当たり前のことを再確認してから、このままずっと使い続けたいと思っています。



パワーアンプは「Neumannのカードアンプ」や「Quad 520」と言ったトランジスタアンプを選んで使ってきました。理由は低音の明瞭さでした。主にジャズを聴くことが多いのでウッドベースがそれらしく聞こえる事がすごく重要で、真空管とトランジスタを比べた時、パワーアンプについてはトランジスタを迷いなく選んできました。もちろんそれは僕の予算面の範囲の中の話。素晴らしい真空管パワーアンプについては正直憧れるだけ。これで充分と思っていました。

それがふと気の迷いで聞いた真空管のシングルアンプの音に、ドキドキさせられて狼狽えています。

惹かれたのは中高音。

ぽっかり声が浮かぶような。2wayのうちのスピーカーユニットが急に仲良くなったような。繋がりの良い音が出て、音楽に引き込まれました。最近、少しずつ好みのバランスが変わってきています。

「真空管アンプは倍音がキレイ」だとか。

シンプルな作りの本当に素っ気ない部品ばかりのアンプなのに「なんかいいな〜」とちょっとハマりそうです。始めはUL接続のアンプ。それから三結接続のアンプになりました。三結の方が音がしっとりとして好きでした。

そしてこれから超三結接続のアンプがうちにやって来ます。



古〜いエレボイのユニットで僕が普段聞くくらいの音量では、パワーはそれほど必要ないようで三結でもパワー不足は感じませんでした。

これから暑くなるのに、どうしようと思いつつ。心はすごくウキウキしています。真空管アンプを待つのは嬉しいです。

真空管アンプはあくまでも機械ですが生きものに近いように思います。

暑さ対策に、アンプ用の扇風機でも用意して準備万端迎えたいと思います。

象の店

2018年01月23日 | 日記


象の店は京都にあります。

二階の扉を開けると、ほの暗い店内は落ち着く良いところでした。



深々煎りから始まる珈琲の中で、僕にとっては中煎りブレンドがばっちりでした。

お酒のような珈琲ってすごい好きです。

昼に行くのもよかったですが、夜も楽しそう。

その時はしっぽりと京都に泊まりたいな~。



音楽はずっと聴いていて、ビリーホリデーの歌が特別にいい。

おどろおどろしいようなイメージばかりが先立って、聞こうとも思わなかった時間が長かったのですが、リラックスした歌の中にも他とは代えがたいような魅力があります。