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モノがすき

2017年04月15日 | 日記
元々は音楽が好きで、それが一番にあるような気もするけれど、やっぱりそれにまつわるモノも好き。

機械だけれど、それだけではない存在として、オーディオ機器を見ている。なめらかな塗装の質感や。金属や木の重みにしみじみと喜びを感じる。家具の機能性や美しさを楽しむように、機器の存在を楽しむ。それは音楽とは切っても切り離せない存在で、より幸せな気分で音楽をきく時間を楽しませてくれる。



やっぱりモノが好き。

自分のいいもんすきなもんを大事に使う。ときどきは、縁のある人にきいてもらう。

ひとの好みは、ひとそれぞれ。

僕はとにかく、生活の一部のいいとこに音楽のある暮らしをしたい。

味のでかた

2017年03月18日 | 日記
珈琲が好き。飲むのも、いれるのも好き。

貰い物のミルで豆を細かく粉にする。

細かくすると苦味が出て、粗くすると酸味が出てくる。お湯の温度も高いのと低いのと味の出方が違う。



スキッター使うとお湯の出方加減しやすいので、僕みたいな不器用者でもちょっとおんなじ様にできる。

よくある喫茶店よりちょっと濃いめにいれて、くいっと。

ずっとおんなじ事を毎日の様に続けると、分かってくるちょっとずつのこと。意外と真面目にやっている、しょうもないこと。これが大事な気がする。ぼくにとっては珈琲と音楽。これは自分にとってはほんと面白い。

CDにはCDの味。

レコードにはレコードの味。

何が聴きたいのか。試されているような。

最近、春の雰囲気を感じるとまたぞろCDの虫が…。

SP12二発のフルレンジは、晴れ晴れというよりは、どっしりと音楽を根元から鳴らしてくれるイメージ。

まさにピラミッド。

そんなピラミッドが鳴らすCDは妙にそこにあるみたいで音楽が近く感じられる。



春の日は苦手です。ハレの日も苦手です。
どちらもどうしたらいいのかよく分からなくなります。

そんな時こそ、ぴったり合う音楽を聴きたいです。いつもとそんなに違わないんですけどね。

この場所にいたいな〜と思う演奏をきいてしまうんです。

なんかすっごい旅行行きたいです。

力をのせて

2017年03月12日 | 日記
GATES M6244


このフォノイコライザーのおかげでレコードが毎日きけるようになりました。

接続はあくまでも仮のものですが、そんな状態でもノイズ感もなくきっちりした音色は流石プロ用途。どちらかといえば心地の良い盤をうっとりしっとりと聞いてました。

今日はもう一つ気になっていたことを。

これまではフォノイコとパワーアンプの直結。シンプルイズベストが最も好ましいのか。どうなのか。

もし間にマイクプリを入れたら、どう変化するのか気になっていたのです。

うちのマイクプリはRFT V341というもの。接続端子が独特で、ちょっと繋ぐのに手間がかかる為どうしようかと思って戸惑いましたが、そこはなんとかなるもんです。



使っている部品も雰囲気のあるもの。これはいい音しそう〜とニヤニヤしてしまうもの。たぶんかなりイイ物な気がします。



GE 010(カートリッジ)→GATES M6244(フォノイコ)→RFT V341(マイクプリ)→AMCRON D150AⅡ(パワー)→SP12(フルレンジスピーカー)という流れ。

これならマルチにしなくてもいいかなという位。上がしっかり出てくれるので、音楽との距離が近くなった感じ。こうなるとフルレンジのまとまりの良さという利点のみが活きてきて、これは素晴らしいと。

ある意味これは素晴らしいスモールシステムかもしれません。

昔はパワーアンプ直結の方がいいのかな〜と思っていましたが、今はプリアンプって大事だと思います。どんな風に聞きたいのかで変わってくるとは思いますが、自分にあったプリアンプに出会うのってすごい大事な気がします。そしてパワーアンプはスピーカーに合ってたらいい。今はそんな風に感じています。音源部分をいかにスピーカーまで届けるか。ただシンプルイズベストといかないところが人間のようでいいな〜と思います。

こうなるとほんと音源が最も大事な要素になってきますね。これは最もオソロシイ事ですが…。


気のせい

2017年03月07日 | 日記
ちょっと暖かくなってくると、なんだか気分がそわそわして落ち着かない気持ちになってきます。

でも、それは毎年の事で。今年は、そこにプリアンプのメンテが重なってCDのみ生活になりました。

べつにCDを聞いて楽しく生活できると思っていたのですが。予想に反して、ムズムズして来ました。

レコードが聞きたい!

海を渡って来たGATESのターンテーブルについていたM6244フォノイコ。前に接続した時は、うんともすんとも言わなかったのに、今回すんなりと音が出たのはすこ〜しだけ賢くなったんだと思います。ネジ端子はハンダ付けが無い分使いやすいです。

そして一転、モノラルレコードのみ生活に。

気のせいかムズムズしません。

CDでムズムズしたのは、たぶん気のせいです。
でも、レコードでムズムズしないのは音のせいです。

音の感触がこちらの方が好きなのです。しっくりくるんです。



今回プリアンプのメンテに伴って、もう一つ変化がありました。フォノイコからチャンデバを介さずパワーアンプ直結にしました。スピーカーは3WAYのマルチチャンネルから、エレボイSP12によるフルレンジに。

フルレンジの音は精神的に安心します。

この良さをそのままにマルチでグッと来るようにしたい。

いつも思っている事ですが、すぐ忘れて変なことになるので…自戒の念を込めて。



CDとレコード

2017年02月16日 | 日記
振り返ると去年は沢山CDを買いました。モンクを再発見したきっかけになったのもCDでした。プレスアンドテディやモンクのユニーク、モンクスミュージック等正直レコードでは手が出ない、または出会いがなく聞きそびれていたもの。いわゆる名盤に改めて出会えた事はすごく良い経験でした。こんなに良かったんだ〜とドキドキさせてもらいました。これは絶対オリジナルでも聴いてみたい。そんな風に決意したアルバムがいくつもありました。今の中古CDの安さは正直驚異的です。特に往年の名盤については特に。

それが最近、改めてレコードにはまっています。

演奏者の込めた渾身の音がレコードにもつまっています。えぐるような、のけぞるような音。ライブの丁々発止のドキドキがレコードからより色濃く感じられます。特にマイクを通さない楽器の音そのままが聴けるライブ。誰が凄いか、ごまかしのきかないこわい音、凄味のある音。

そんなを凄味を沢山ある盤から適切に引き出すのが、イコライザーなのかもしれません。基本は勿論フォノイコ。しかしその一歩先の凄味やこわさを感じるために僕はイコライザーを頻繁に使います。レコードは音溝を針でひっかくため調整が必要な箇所が多くなります。どうしても不確定要素が多くなりますが、そこはとても楽しく感じるところでもあります。

CDではそんなにイコライザーに頼らないのですが、ことレコードでは使った方がホント楽しいです。昔のプリアンプを使っているのはそう言う部分も大きいのかもしれません。古いプリはイコライザーの効きがすごくいいのです。しかも使い始めるとすごく使い勝手が良いように出来ています。分かってるな〜と感じるんです。

もっとレコードに入っている音を引き出したい。最近特にそう思います。なんかちょっとレコードに支配されている様な気もしますが…。

答えは一つでないので、自分に合った、これイイんです〜を探したいですね。

日常と非日常

2017年01月21日 | 日記
音楽が好きで、毎日家に帰ると音楽をかけたくなる。

ほっとして聞く。

刺激のある音でスカッとするときもあれば、じんわり温まるようにしみじみしている事やほとんど聞き流しながら、ああうちの音だな〜と安心感に浸っている時もある。

そんな自分でも、音楽を楽しく聞くためにオーディオが好きで、あーでもないこーでもないと鳴らす為のオーディオについて工夫を重ねている。

毎日の楽しみとして。音楽を聞いている。日常の音は僕にとってとても大切なもの。


でも、今日は非日常。ドキドキした。



何でもないような顔をして鳴っていると思っていたスピーカーが豹変する凄まじさ。もちろん音楽ありきで、つくった人の熱情をぐっと目の前に差し出さしてくるような。

呆気にとられる程の、音楽の力。

脳味噌がグラグラと直接ゆすられたような。なんか不思議な爽快感。本当に揺すられたら、気持ち悪いんでしょうが、これは再現の産物。

素晴らしかった。気持ち良かった〜。もーたまらない。



うちでもと思ったけれど、家はただただうるさいだけ…トホホ。


レコードの年

2017年01月19日 | 日記


年があけて、もうすっかりいつもの日常。

正月休みを振り返ると、今年は例年になくレコードを沢山聴いているような気がします。これまでは寒い時にあまりアナログ周りの調子が上がらず、CDばかり聴いました。でも今年はレコードがいいんですよね〜。ベースが特に良くなってます。

去年はプリアンプのメンテナンスや、パワーアンプの更新、木製ホーンの導入と振り返れば結構多くの変更があり、それが非常に良い方向に進んだように思います。好きなものがはっきりしてきたので、着実に前に進んでいる感じがします。モノラルながらマルチをしていることもあり、アンプのレベル調整まで一式がスピーカーと思っているところがあって、まさにそのスピーカーまわりがうまいことおさまって、今なかなか幸せです。それもこれも先輩方のアドバイスや、手ほどきがあったからこそで。感謝感謝の毎日です。

そうなると、あとは好きなレコードをどんどん手に入れるだけ。というめでたいことになります。

とは言っても、昨年末に一部で話題になったような高額盤は、もちろん圏外。それでも新品のCDを買う位の予算を基本にしても充分オリジナル盤探しは楽しい。大好きなものはエイヤッと買ってしまえば、それからずう〜っと楽しめるわけですから。お得なものです。なんなんでしょうね。あの欲しいレコードに会った時のあの幸福感って。

ただ安いからと言って、いらないものに手を出さないように気をつけて、今年は好きなレコードに出会える年にしたいもんです。やっとここまで来たな〜と。

最近大ハマりしている、モンク。いい感じに出会えますように。