
清々しい若葉のころは遠く。
ミンミン、ジージーと蝉の声が響き始めて季節は夏に変わっていっています。

最近楽しくて仕方がないのはコーヒー豆の焙煎。ちょっとオレンジがかったこの色。この色を目指して毎週チャレンジするのですが毎回全く歯が立ちません。それでも、少しずつ前進を感じるのは京都の豆屋さんのこの目標があるからです。
珈琲豆はコーヒーの実を脱穀し?(梅の種のように)乾燥させた乾物のようなもの。それなのにこの焙煎豆はフレッシュな香りや味がギュ~っと濃縮されたような香りと味でした。豆の香りで驚き、ミルで挽いて驚き、蒸らしの時にすでにたまらなくなる。毎日のようにコーヒーを淹れていて今までにそんなことを感じたのは2回だけ。東京のお店とこの京都のお店ののみで、どちらともオレンジがかった色が妙に印象に残っていました。
だから無理とは分かっていても、少しは近づけないものかと毎週あれやこれやと作戦を練り挑戦しています。目標は夢のまた夢。でも少しずつ美味しく安定していくというのは、ほんの少しだけ希望がもてます。

そして大好きなアルバムが、また少し寂しいアルバムに。
ジャケットの美しさに魅かれ手にしたアルバムは、音楽の素晴らしさで宝物になりました。

この夏も楽しいことがありますように。夢に見たことが近づいてくるのは、なんとも幸せなことです。僕の大好きな古いエレボイには、真空管ドライブが本当にぴったりです。
でも暑い夏に真空管アンプは機嫌を損ねやすい。今年は金属製のダイソー扇風機。プラ製より駆動音が小さくお気に入りです。何とか今年も暑い夏場を乗り切ってほしい。
切に思います。