おどろおどろしい月夜

山鹿市山鹿・さくら湯

＜'20年 2月 8日19時55分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先（F5.6 1/15秒）　露出補正 ±0　ISO 12,800　焦点距離 35mm　ホワイトバランス 雰囲気優先

　山鹿灯籠浪漫・百華百彩の初日に続き連続で向かった、受講生の方と同行だった。
夜空には時おり雲の切れ間から満月前の月齢14.2日が顔を覗かせていた。
今夜の雲は厚くしかも流れが速い、その中で14.2日月を品のある竹灯籠とマッチさせることは甚だ難しい。
ひと通りカメラの設定や撮影ポイントなどを説明し撮影を終えると、皆んなであの怪しい月をものにしたいとなった。

　雲が流れている、月も新幹線の３倍の速度で動いている、今度はいつ月の顔を見せてくれるだろうか？
さくら湯に場所を移し、ここで獲物を捕らえるようにチャンスを待った。

　でたーっ、かの戦国武将が口に髭を蓄え怪しい月に向かって、明日は川中島の決戦じゃーっ！
なんて雄叫びを上げているような、おどろおどろしい月夜だった。

月齢1.9日の蔵満海岸

荒尾市蔵満・蔵満海岸

＜'19年12月28日17時44分撮影＞
EOS 7D Ⅱ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先（F5.6 1/30秒）　露出補正 ±0　ISO 2,500　焦点距離 53mm（×1.6）　ホワイトバランス 自動

　夕陽が沈み藍とピンクのグラデーションが落ち着くと、細い月が現れた。

夕陽と貨物船

荒尾市蔵満・荒尾干潟

＜'19年12月28日16時58分撮影＞
EOS 7D Ⅱ　EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM
絞り優先（F20.0 1/25秒）　露出補正 -1　ISO 100　焦点距離 200mm（×1.6）　ホワイトバランス 太陽光

　昨年末に「年内最後の三日月を撮ろう」と蔵満海岸へ出かけた。
12月29日が月齢2.9日で美しく理想的な三日月だが雨予報、前日は月齢1.9日で少しほっそり
するけど雨で見られないよりましだ。
それと、夕陽を欲張りましょうと受講生の方と16時30分に現地集合した。
香り高いコーヒーを飲み撮影の準備をしていると、そこに運よく貨物船が登場したんだな。

冬の風物詩 in 山鹿

山鹿市山鹿・金剛乗寺

＜'20年 2月 7日20時21分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先（F5.6 1/20秒）　露出補正 +1/3　ISO 12,800　焦点距離 55mm　ホワイトバランス 雰囲気優先

　「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」初日の日中は小雨模様だった。
仕事後に寒さ対策をして山鹿へ向かう車のウインドウにはまだ飛沫のような雨粒が落ちていたが、
現地に着く頃になると雨は止み、豊前街道の石畳は街の光を鈍く反射していた。
このメイン街道ではさすがに夕方までの雨で竹灯籠の準備は進んでいなかった。
だが、金剛乗寺まで行くと、番傘と竹灯籠は万全の体制でその灯りを放っていたのだ。

ギヤ・アップ

福岡空港にて

＜'12年12月16日11時23分撮影＞
EOS 40D　EF70-200mm F4L IS USM
絞り優先（F4.5 1/1,250秒）　露出補正 ±0　ISO 100　焦点距離 185mm(×1.6)　ホワイトバランス 白点指定

　キュウィーーン、バタンとギアを格納する振動が機内中央付近の座席では感じるんだろうな。
撮っているこちらはジェット機の爆音しか聞こえないけど。