若い頃勤めていた料亭に、京都からえらい料理長が2人来られる
と、聞いた
私はマイペースなので、お客様が一言もおしゃべりにならないけど、
多分2番手の方だろうと思われる方が
「おおきに」とよくおっしゃって下さったんですが、なぜか、ウフフっと笑って
失礼だったでしょうね。
私は田舎者で生まれは九州、勤め先は愛媛で
関西というか京都弁がなぜか、おかしく聞こえた
それからしばらくして京都から立派な髭を生やした方々が
沢山来られました、
お座敷の雰囲気は内緒でしたんで、
どなたが、どなたなのか分からないまま
金屏風の前に座られた方がえらい方なんだろうな
で数日前にお店の下見に来られたのがえらい京都の料理長だったんだな
と、過ぎ去ってから初めて分った。
田舎の小さな料理屋なんで
不手際があった事だろうと、今でもドキドキしますが、田舎の小さな料理屋の
方が目立たなくてセキュリテイが要らなくて良いなとも思いました。
ビールを差し上げた時、乾杯が終わってすぐに、
「ビールをもう一杯おくれ」と言われたのはとても咽が渇いて
いらっしゃったのでしょう、キューっと飲まれて又ビールを
お望みになられたので、差し上げましたが、
何も知らないほうが緊張しないで良かったけど
知ってからは、緊張しっぱなしでした、
周りの皆さんが「お流れ頂戴」で大変そうでした、
お酒が強くないと務まらないなと思いました
終わり。
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