いま日本に必要なのは田中角栄だ!
昭和55年12月、田中派・木曜クラブの忘年会に出席した田中角栄元首相
「小理屈で人間は動かない」
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庶民の顔を立てる「天才」だった田中角栄
思想やイデオロギーではなく、庶民の「生活」を重視し、一人一人の顔を立てる天才だった田中角栄。いまなぜ彼の業績は再評価されるのか。角栄の人心掌握術の極意を政治学者、岩田温が読み解く。
明暗と功罪が背中合わせ
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「政治は欲望の調整作業」と見抜いた天才 角栄神話は何度でも蘇る
田中角栄がいつの時代でも輝きを失わないのは「今太閤」を実現したことだ。田中のパワーの秘密や天性の資質、そして何回目かのブームの原因にノンフィクション作家、塩田潮が迫る。
政治家たる資質とは
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政治に正解なし! だからこそ角栄のごとき「信念」を求める
「正解」のない政治に求めるのは「信念」だ。田中角栄だったら、という待望論が、本気で語られるようになった。角栄がいま日本に必要とされる理由に向谷匡史が迫る。
「公」の重視が角栄流
田中角栄首相邸を訪れ就任の
あいさつをした自民党新総裁の
三木武夫氏
心はガサツそのもの
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「お金をもらって喜ばない奴はいないんだよ」田中角栄の増長と妄想
最後まで悪徳の衣を脱いだことがなかった大政治家である。石原慎太郎氏が近著『天才』で、田中角栄を偉大な政治家と評価していることに仰天した屋山太郎が角栄の政治家としての本質を暴く。
気配りの人が進めた政治
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イデオロギーよりも豊かさを 国民は「田中角栄」を求めているのか?
経済界や文化・学術、市民運動の世界さえ、毛並みのよさやふるまいのエレガントさがなければ、上に立つのは難しい。こんな時代に、多くの人は田中角栄という政治家を懐かしんでいる。
大物感に欠けた発言連発
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田中角栄の再評価と舛添知事の「セコい話」
オリンピックを控えた大東京の知事が自身にまつわるお金のことでとやかく言われ、その度に聞く人が納得しそうもない弁明をしゃべりまくるのは見ていられない。舛添都知事、セコいことはもうおやめになりませんか。
田中角栄に出来て舛添氏に出来ないこと
政治家として天才の理由
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石原慎太郎氏 宿敵だからわかる天才・田中角栄の「霊言」
田中金権政治を批判する急先鋒だった石原慎太郎氏が、『天才』というタイトルで上梓した新刊は、田中角栄の人生を一人称で書くというまさかの“霊言”だった。なぜいま角栄なのか。石原氏に聞いた。
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角栄とトランプ共通点 反エリート期待の空気と娘の存在
米大統領選挙候補で共和党の指名を確実にしたドナルド・トランプ氏。「トランプ劇場」の背景を分析すると、日本の歴代総理で随一の人気を誇る田中角栄との共通点が浮かび上がってきた。
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