サメを素手で捕獲? 急拡散した動画の真相に2度ビックリ!
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米国のある男性が海の浅瀬で大きなサメを素手で捕まえる迫力の動画が話題になったが、その後、驚きの真相が明らかになり、さらに注目度が急上昇している。 米FOXテレビの地方局FOX5(6月23日付電子版)などによると、動画が撮影されたのはデラウェア州のケープ・ヘンローペン州立公園のビーチ。 筋肉隆々の日焼けした男性が波をかぶりながら、大きなサメの尻尾をつかんでビーチへ引っ張っていく。そして胴体をがっちりホールドし、サメが大きな口を開けると上あごを素手でつかんで固定する……。 動画はここで終わっているが、あまりのワイルドさに、FOX5がツイッターに投稿した動画は急拡散。日本時間25日現在、再生回数が520万回を突破している。 ところで、デラウェア州では、サメの捕獲は種類にかかわらず完全に違法。釣ってしまった場合は、針を外してリリースしなければならない。この動画の男性がサメをどうしたのかが分からなかったため、「これ、まずいんじゃないの?」といぶかる声も上がっていた。 ところがその後、FOX5のアイク・エジオチ記者の取材で、意外な真実が判明。男性はサメ捕獲の専門的なトレーニングを受けていて、動画は、サメの口に釣り針が刺さっていることに気が付いた男性が、釣り針を外してリリースする「救助シーン」だったのだ。 この事実に人びとは2度ビックリ! その鮮やかなプロの手腕に賞賛の声が殺到しているのはもちろんだ。 動画をご覧になりたい方は、「Cape Henlopen」「shark」で検索してみてください。