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岡山の「ミルク金時」発祥の店復活 2年ぶり、店主は創業者の孫娘

2018-06-07 00:13:59 | 日記

6/6(水) 18:50配信

 

 

 

 かき氷の「ミルク金時」発祥の店として知られ、2016年に閉店した老舗喫茶店「カニドン」(岡山市北区表町)が、2年ぶりに同市の表町商店街に復活した。再開させたのは5代目店主となった水島浩美さん。2代目が父・正次さんで「父が作る『ミル金』のファンだった。味を守っていきたい」と話している。

 「カニドン」は1924(大正13)年ごろに、水島さんの祖父・正さんが表町地区で創業。当時、店をたまり場にしていた地元の六高(第六高等学校)生が氷金時にコーヒー用のミルクを掛けて食べたのが「ミル金」の始まりという。

 

 中高生の頃、正次さんの下で皿洗いを手伝っていた水島さん。「コーヒーを入れたり、かき氷を作ったりする父の姿は格好良かった。常連客と世間話をしている和やかな光景も好きだった」と振り返る。

 閉店は4代目を継いでいた水島さんのいとこが体調を崩したため。やがて会員制交流サイト(SNS)などで広まると、残念がる声が方々から上がった。「何より私自身が、あの味が食べられなくなるのは困ると思った」と水島さん。店を引き継ぐ決意をし、メニュー作りのノウハウ習得など準備してきた。

 

 営業再開は今月1日。店は天満屋岡山店の南に位置する。旧店のはす向かいで、父親の代に営業していた場所だ。氷を削る機械は変わったが、削り方を工夫し、今も当時は珍しかったふわふわの氷を最大の特徴にしている。常連客からは早速「この味、この味」と“お墨付き”を得られたという。

 ミル金、宇治ミル金、チョコ金(いずれも500円)などがあるほか、ドリンク類も提供。水島さんは「懐かしがって足を運んでくれる人がいる。今の子どもたちにとっても『思い出の味』になっていってほしい」と話す。

 営業時間は午前9時~午後5時。火曜定休。


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