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日本が恐れた「世界最強企業サムスン」

2016-08-06 11:57:33 | 日記

【コラム】日本が恐れた「世界最強企業サムスン」2016/08/06 07:25
 『世界最強企業サムスン恐るべし! なぜ、日本企業はサムスンに勝てないのか』みんなのレビュー(5件)みんなの評価 3.2
日本に進出しないか、してもパクリ風の製品ばかりで気にも留めていなかったサムスンが何ですごいのかが分からず、試しに読んでみました。創業家の方々の取り組みや会社としての戦略は面白かったし勉強になりました。特に図表のまとめは比較的便利。ただ、日本メーカーの経営陣や戦略を著者さんがあまりにレトリカルに吐き捨てるので読んでいて事情を知る方ほど気分を害するのではないかと思います。感情的すぎる文体でディベートと言うよりは「声闘」といった印象。正直疲れました。著者さんについて後でアマゾンその他で調べましたが…全体的にレビューでお察ししたところ思いが強過ぎて言葉がきつすぎるお方みたいです。勉強にはなりますが読む際はそこを知っておかないとちょっと心に毒かも。

2011/03/17 23:47
投稿元:ブクログ

3/17:世界最強企業とは言いすぎかもしれないけど、少なくとも世界最強企業の中の一つである事はよく理解できた。
■強み、勝てない理由
•経営者の立場、力量が素晴らしい(トップダウン経営)
•意思決定のスピードが遅い(選択と集中)
•国内マーケットより国外に目が向いている(国内で疲弊しない)
•社員への教育の質、量ともに負けてる(教育部の立場の低さ、講師のレベルの低さ)

いずれにせよ明治終わりくらいには日本にみんなあった事ではないかない 高度成長しきった島国では魂を保ち受け次ぐ事は困難だったのであろうか 私自身サムスンを見下していた気もあるので改めてこの企業体、企業文化を学び、凌駕する仕組みを考えていかなくてはいけないな 日本の経営者も抵抗あるかもしれないけど韓国を見習う必要があると思う ポスコもヒュンダイもLGも同じような感じで凄く脅威ですよ。

2010/09/11 13:12
投稿元:ブクログ

日本の大手電機メーカ9社の純利益を合計してもサムスン1社に敵わない。という話は以前から聞いていましたが、ではそんなサムスンってどんな会社?という情報を全く持っていなかったため本書を手にしました。
印象に残ったのは以下の点です。
 ▽サムスンは米国のマーケティング力、日本の技術力を徹底的に勉強し取り入れ、融合している
 ▽サムスン社会長リケンキの経営者としての優位性
   ・長期的に経営戦略を練れる環境
   ・集中して経営戦略を練れる環境
 ▽人材にかける投資額が桁外れ

経営の基本である選択と集中、ひいてはマーケットシェアの奪取とコスト削減を徹底的にやるとここまでのパワーが出るといういい例なのではないでしょうか。
人材の育て方についてはもっと詳細に見てみたいので、さっそく別の本を注文しました。楽しみです。

2011/06/19 13:07
投稿元:ブクログ

サムソンの本て初めて見たなと思い、BOOKOFF100円コーナーで購入。

日本でこそほとんど見ることが無いサムソンの製品ですが、海外に行くとこの本の記述通り、サムソンの商品の多さには驚かされます。

ブランド戦略やサムソンを世界有数の企業にした7・4制度などの人材育成方針の事実は、著者の言う通り日本の企業も見習うべきことは多いと感じました。

しかし、和書としての評価は☆二つにせざるおえない。 
同じことの繰り返しが多く、ディベート大学の方が著者となっているが、まさしく、 
「サムソンと日本企業どちらがいい企業か?」をテーマにサムソン側の主張を永遠と聞かされた様な感覚に陥る。

最終章ではこの本は2週間で書いたことを自慢していたが、数か月かけてもいいから、本の内容を検討してもいたかった。

まぁ100円で買っておいて文句言うなですけどね・・・

しかし、サムソンについては日本の製造業に従事するものとして知っておく価値はあり。別な本を探しましょう。

2011/04/29 15:19
投稿元:ブクログ

サムスンの躍進については、表面的な情報は色々ある中、中身からしっかりと説明している本で、とても判り易く客観的に説明していると思います。まずは、この本を読んで、「サムスン経営を築いた男」や「危機の経営」を読むと多面的にサムスンの強さを理解できると思います。

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【コラム】日本が恐れた「世界最強企業サムスン」
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2016/08/06 07:25
 『世界最強企業サムスン恐るべし! なぜ、日本企業はサムスンに勝てないのか』と題する本が発売されたのは2005年の初めのことだ。日本人が書いた最初のサムスン分析書という副題も一緒に掲げられた。半導体、携帯電話、LCD(液晶画面)の「三角編隊」を誇るサムスンは、東芝、日立、ソニーなど日本の9大電子メーカーの利益を全て合わせたものよりも多くの利益を創出していた。同書籍は、日本人学者約1200人の集まりである日本ディベート研究協会が発刊した。日本語版の表紙には、日本語の題名以外に韓国語の題名までも鮮やかに刻まれていた。日本にとってサムスン・ショックがどれほど大きなものだったのかが読み取れる。同書籍は、サムスンに対する称賛一辺倒といった批判もあるが、日本人たちが執拗(しつよう)な分析力を発揮してサムスンの強さが何なのか、日本の短所が何なのかを正確に分析した一冊との評価を受けた。

 数日前、同書籍をもう一度読む機会に恵まれた。著者たちは、同書籍を書いた意図を次の四つの質問に凝縮した。

安くて品質の悪い製品を作っていたサムスンがこれほどの短期間にどうやって超優良企業にまでのし上がったのか。大多数の日本人はなぜこの事実を知らずにいるのか。なぜ半導体や携帯電話のような最先端の製品で日本はサムスンに立ち遅れるのか。日本企業は今後サムスンを追い越すことができるのか。
 こうした問題意識の中で、これらの著者たちが下した結論はこうだ。経営哲学を見ると、サムスンは機会先行獲得、スピード経営であるのに対し、日本は共存共栄と共生を最優先に考えた。経営の発想からすれば、サムスンは大胆かつ奇想天外で戦略的だが、日本は着実で手堅く、戦術的だ。サムスンが目標とする方向は世界超一流企業であるのに対し、日本は生き残り、共存、適正の規模にとどまっており、経営視野も世界最高(world best)というサムスンに対し、日本は市場シェアの拡大水準にとどまっているというのだ。それとともに「これでは日本がサムスンに勝つことができない。勝つことができるとすればただ一つ、それは人材教育戦略」と締めくくった。

日本企業も「考える社員」を育てなければならず、人材と教育を全てのことに優先するサムスンの文化から学ぶべき、と提案した。また「サムスンの人材戦略は壮大であり、教育が長期的な戦略だった。サムスンの製品とマーケティングはこうした事柄が生み出した結果にすぎない」と分析した。
 同書籍の内容に再度触れたのは、10年前に日本人が心底うらやましがった韓国の長所は一つ、また一つ消え去り、日本人が骨身に染みて反省した短所がいつの間にか韓国社会に根を下ろしつつあると思うようになったためだ。長期戦略の代わりに目の前の危機だけを回避する戦術が幅を利かせ、壮大さと長期的といった単語よりも、細かくて短期的といった表現にふさわしいビジョンだけがあふれている。

 1981年に日本の急浮上に慌てた米国で経営学者のウィリアム・オオウチは、日本企業の長所を次のように分析した。「われわれの敵は人を重視しない企業文化だ。日本は職員の創意力と革新能力を引き出して、顧客の声に耳を傾けた」。

20年後、日本は米国が反省した全く同じ理由でサムスンを、韓国を恐れた。次に後悔するのは韓国なのか。
李仁烈(イ・インヨル)産業1部次長

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 
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