先月、ドイツのロマンチック街道を娘夫婦と一緒に旅行したとき、娘が土産店で売っているチロル風鳩時計(Cuckoo Clockと言うそうな」が欲しいというので、記念にと先ずは値段をみたら、どれも200ユーロ(2万円くらい?)から上限なし。つい、こんなものお父さんが作ってやる!といったら、素直に「あらそう?じゃ、お願い」てなもんで、自作することになってしまった。
そこで、セコイことに先ずはその土産店の高そうな鳩時計(実際には鳩だけじゃなく、いろんな人形が時間になるとオルゴールの音と共に回転盤の上に乗って出てくる)を自作の参考にするために写真でバチバチ撮った。
こちらに帰ってきてからインターネットで鳩時計のキットをキットある筈と探したが、不思議なことに何処にもない。勿論小生の探し方の下手さもあるが、それにしても無さ過ぎる。しかし、相手が娘とはいえ、一旦約束した以上は民主党みたいに破るわけには行かず、マタ創作意欲に火がついてしまったので、これから鳩時計自作挑戦の顛末を記すことにする。
先ず、箱のキット探しだが、結果として板を買ってきて自作以外にないと分かった。次にMovementだが、これはスイス製かと思ったら、殆どがドイツ製。そこで経費節減のため先ずは中古のMovementをインターネットで5-6個購入。 これは、機械仕掛けで結構頭を使うことと、基本は同じでもそれぞれバーなどの取り付けが違うため、勉強を兼ねてあちこちから骨董を500キロくらい通り越してガラクタと呼ぶにふさわしいものまで買ってしまった。それに訳も分からず、時計の中に入れるオルゴールまで買ってしまった。カタチから入る小生としては当然の成り行きである。
何しろ今まで時計の電池も取り替えたことがないから、クロック(ご存知と思うが、腕時計はWatchで、それ以外はClockと呼ぶ)修理を説明したDVDをイギリスからも取り寄せ、更に市の図書館に行き、クロック関係の本を3冊ほど借りてきて読んだ。その結果分かったことは、伝統的な機械仕掛けの鳩時計は、今の小生では無理ということだった。そこで、今回はやっと見つけた電池式のMovementをベースに制作することにした。この利点はいろいろあるが、次のようなものである。
1.時間が正確(当たり前だが、機械式だとそうはいかない。その時間調整には経験と、Beat(秒拍)を計る計器などが要る)。
2.機械式の時報の音はフイゴに風を送って出すため鳩のような音(?)だが、電池式は時報を打つとき、鳥が出てくると水のせせらぎ音と、カッコウの鳴き声が谷間に響くような爽やかな音が響くが、それも高低切り替えられるし、夜暗くなるとセンサーの働きで音が自動的に止まるというスグレモノ。
3.日本のような高温多湿には機械が錆びる恐れがあるが、これにはない。
そんなこんなで、ここまで買ったものは主なものだけでも以下のとおり。
Cuckoo Clock(準骨董品) 3個(錆びと蜘蛛の巣だらけ)
オルゴール人形 1個
機械式Movement 4個
時計修理キット 1セット(結果としてこれは腕時計用のため、全くの無駄な投資だった)
メガネ式の拡大鏡 1個(これも腕時計用でClockには不要)
Clockの修理のDVD 1巻(肝心の鳩時計は2巻目に説明してあるらしく、今後の投資必要)
電池式Movement 1個
クロック用ツール(あまりいろんなのを買ったので覚えきれない)
外箱制作用ツール(同上)
外箱制作用板類(同上)
図書館、日曜大工店、工芸品店への往復車代
それやこれやを使い、ある程度形になったのが、下記の写真である。
制作過程については、次の項にゆずる。
そこで、セコイことに先ずはその土産店の高そうな鳩時計(実際には鳩だけじゃなく、いろんな人形が時間になるとオルゴールの音と共に回転盤の上に乗って出てくる)を自作の参考にするために写真でバチバチ撮った。
こちらに帰ってきてからインターネットで鳩時計のキットをキットある筈と探したが、不思議なことに何処にもない。勿論小生の探し方の下手さもあるが、それにしても無さ過ぎる。しかし、相手が娘とはいえ、一旦約束した以上は民主党みたいに破るわけには行かず、マタ創作意欲に火がついてしまったので、これから鳩時計自作挑戦の顛末を記すことにする。
先ず、箱のキット探しだが、結果として板を買ってきて自作以外にないと分かった。次にMovementだが、これはスイス製かと思ったら、殆どがドイツ製。そこで経費節減のため先ずは中古のMovementをインターネットで5-6個購入。 これは、機械仕掛けで結構頭を使うことと、基本は同じでもそれぞれバーなどの取り付けが違うため、勉強を兼ねてあちこちから骨董を500キロくらい通り越してガラクタと呼ぶにふさわしいものまで買ってしまった。それに訳も分からず、時計の中に入れるオルゴールまで買ってしまった。カタチから入る小生としては当然の成り行きである。
何しろ今まで時計の電池も取り替えたことがないから、クロック(ご存知と思うが、腕時計はWatchで、それ以外はClockと呼ぶ)修理を説明したDVDをイギリスからも取り寄せ、更に市の図書館に行き、クロック関係の本を3冊ほど借りてきて読んだ。その結果分かったことは、伝統的な機械仕掛けの鳩時計は、今の小生では無理ということだった。そこで、今回はやっと見つけた電池式のMovementをベースに制作することにした。この利点はいろいろあるが、次のようなものである。
1.時間が正確(当たり前だが、機械式だとそうはいかない。その時間調整には経験と、Beat(秒拍)を計る計器などが要る)。
2.機械式の時報の音はフイゴに風を送って出すため鳩のような音(?)だが、電池式は時報を打つとき、鳥が出てくると水のせせらぎ音と、カッコウの鳴き声が谷間に響くような爽やかな音が響くが、それも高低切り替えられるし、夜暗くなるとセンサーの働きで音が自動的に止まるというスグレモノ。
3.日本のような高温多湿には機械が錆びる恐れがあるが、これにはない。
そんなこんなで、ここまで買ったものは主なものだけでも以下のとおり。
Cuckoo Clock(準骨董品) 3個(錆びと蜘蛛の巣だらけ)
オルゴール人形 1個
機械式Movement 4個
時計修理キット 1セット(結果としてこれは腕時計用のため、全くの無駄な投資だった)
メガネ式の拡大鏡 1個(これも腕時計用でClockには不要)
Clockの修理のDVD 1巻(肝心の鳩時計は2巻目に説明してあるらしく、今後の投資必要)
電池式Movement 1個
クロック用ツール(あまりいろんなのを買ったので覚えきれない)
外箱制作用ツール(同上)
外箱制作用板類(同上)
図書館、日曜大工店、工芸品店への往復車代
それやこれやを使い、ある程度形になったのが、下記の写真である。
制作過程については、次の項にゆずる。
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