
M特派員からの9月1日の出待ちのアルテムの写真と感想です。
アルテム・シュピレフスキーは、「ライモンダ」のアダージョ、「マグリットマニア」のデュエットをどちらもネッリ・コバヒーゼと踊りました。
役柄に入り込むというよりは、いつもどこかしらポーカーフェイスのアルテム。容姿に恵まれているのですが、もう少し何かが欲しいな~と思います。指先とかから空気を伝わるものが・・・足りないのですね。深みでしょうか? 「ライモンダ」のような物語性のある演目は、いきなり2幕の感情に入り込むというのは感受性表現の強いダンサーでも相当難しいとは思います。彼の場合はなおさらクール。ですが、女性を美しく見せるには、このようなソロ・パートもなくサポートメインだと目の保養です。
コバヒーゼは古典的ダンサーのイメージがありましたが、「マグリットマニア」でのほうがむしろ印象に残りました。しなやかで重力を感じさせない身体に、音楽性もあり、控えめながらも女性ならではの表現力を備えていると思います。<o:p></o:p>
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