7月16日はボリショイで1903年の初演より334回目、2002年版で37回目の英国ロイヤル・バレエ団アシュトン振付のラ・フィーユ・マル・ガルテを見ました。この作品は「普通の人々が描かれた初めてのバレエ」と言われ音楽はL Herold、編曲はジョン・ランチベリー。 主演のリーズをスベトラーナ ルンキナ、恋人の農夫コラスをドミトリー グダノフ、リーズの母親の未亡人の裕福な農園主をゲンナジ ヤニン(名 . . . 本文を読む
7月15日の最後のバレエはザハロバが第2楽章、第三楽章をアレキサンドロバを踊ったシンフォニー・イン・C(水晶宮)でした。これまでの3つのバレエ(白黒の練習着で演じられるのでブラック・アンド・ホワイト・バレエと呼ばれるようですが)と違い写真のようにバレリーナはティアラをきらめかせチュチュを着てコール・ド・バレエも豪華に踊るという舞台でそれまでの簡素な衣装の踊りから比べると華麗、豪華、優雅という言葉が . . . 本文を読む
3演目目は同じロシア出身のストラビンスキーの曲にバランシンが振付けたアゴン。バランシンはストラビンスキーを父のように慕っていたようでストラビンスキーの曲に振付けたバレエが多数あり。
1957年New York City Ballet初演。ボリショイでは1999年初演から26回目。2004年版としては13回目。
因みにアゴンというのはギリシャ語で闘い、競技などを意味するそうですがYahoo検索で . . . 本文を読む
2つ目の演目はNina KaptsovaとVyacheslav Lopatinの2人によるTarantella。
ボリショイでは2004年初演から10回目。1964年にNew York City Balletで初演。
Gottshalkの早い曲に合わせて恋人2人がタンバリンを持ったりして一緒や交互に情熱的な踊りを繰り広げる演目。コンクールでも良く踊られる演目だそうです。
この演目ではピアノの . . . 本文を読む
7月15日はロシア出身のショージ・バランシン振付の1幕バレエ集でした。2004年のバランシン生誕100年の際の演目の再演です。
最初の演目はバランシンの振付たバレエで唯一のバッハの曲に振付けたConcerto Barocco。1941年Rio De Janeiroで初演されたもの。このバレエ自身バランシンが設立したアメリカンバレエ学校のラテンアメリカ公演用に作ったもの。ボリショイでは2004年に . . . 本文を読む
オデットをJulija Gurvisa, ジークフリート王子はPavels Vasilsenko。
ボリショイと違い白鳥を王子が助けて愛の力で復活するというHappy Endの筋。
コール・ド・バレエはボリショイとまではいきませんが中々揃った踊りでした。
カテコ動画
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国立オペラ座は地元ではホワイトハウスとも呼ばれている立派な建物でその内側もボリショイの新ステージよりも豪華ではとまで思える程の造りでした。
これはシャンデリアの煌く内部の写真です。人口240万人の国の首都の割にはこれだけの立派な劇場があるというのはソ連時代のバレエ、オペラが盛んな影響もあるのでしょうがこの国が13世紀にはハンザ同盟に加盟し帝政ロシア時代にはヨーロッパへの窓としてかつてはバルトのパ . . . 本文を読む
白鳥の湖の記事が続いたところで昨年10月8日にラトビアの首都リガで見た白鳥の湖のことを思い出しました。バルト3国の一つラトビアは人口240万人の小国でその首都リガは人口74万人とバルト3国最大の街。以前Stockholmに駐在していた時にはバルト3国には足を踏み入れなかったので(その時代はソ連でしたが)今回が初めてのバルト3国入りでした。10月8日にリガに行ったのはバレエを見るのが主目的ではなく昼 . . . 本文を読む
7月9日はオデットをスヴェトラーナ・ルンキナ 、 ジークフリード王子をアレクサンドル・ヴォルチコフ (予定のフィーリンより変更)という組み合わせでした。
前日同様男性陣は夏休みに遊び呆けていたのかヴォルチコフ は体が重そうな踊りでジャンプにもキレなし。
ルンキナのオデットは初めてでしたがやはりこの役はバレリーナがもっとも綺麗に見える役では。前日のアラッシュもそうでしたがルンキナも今ま . . . 本文を読む
と言う訳で土曜の夜に白鳥の湖を見た後 ボリショイ通の邦人の方の紹介で帰る途中のアラーシと2ショットを撮る事が出来ました。
アラーシは優しくも小生の肩に手を掛けてくれるというサービス精神を発揮してくれました。その後御主人とアラーシの2ショットも御撮りしましたが2人は結婚2年目で熱々カップル。これはその際の愛車に乗ったアラーシの写真です。
御主人によるとアラーシもこの日の舞台の出来には大変満足して . . . 本文を読む
7月8日に白鳥の湖を見ました。オデットをグラチョーワが演じる予定で楽しみにしていたのですが公演の暫く前にマリア・アラーシに変更になっていました。これは王子がネポロジニーだったのですが先にネポが降板するとのことでグラチョーワがじゃ私もと降板したとの話のようです。
で代りにオデットは先日真夏の夜の夢で見たばかりのマリア・アラーシでした。ジークフリート王子をルスラン・スクワルツォフ。
Foolを岩田 . . . 本文を読む
7月7日夕方の時点の空席情報です。既に9月の分が一部出ています。
Internet Bookingでは9月1日の分だけ予約となっています。
ところでHPの方からのバレエの演目のブログの一覧のPageを更新しましたのでHomeから是非Accessしてみてください。バレリーナの一覧もAccess出来ます。
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2演目目はプリセツカヤの代表的演目だったカルメン組曲です。プリセツカヤ現役の時代及びその後暫くは他の人がボリショイで演じることが出来なかった演目だそうでたくさんのレパートリーを持つプリンシパルのマリーヤすら今回が初演でした。
1月28日にステパネンコ、4月15日にザハーロワで見て3回目。今シーズンに再演されてから8回目の上演。
初演ですからマリーヤが髪をソバージュにして気合が入っていたのは当然 . . . 本文を読む
今日は岩田さんが出演されるカード遊びとカルメン組曲の1幕物バレエを見ました。
カード遊びは1月22日に見て2回目でしたが女性陣などの出演者は殆ど同じでルンキナ、シップリーナ、オシポバなど。
今シーズンからの新作で今日が4回目の上演。
最初は紫の服で後半でこの写真のような薄い色の服に着替えます。バレエそのものは男女のカップルや1人の女性を男性が囲んだり軽快なストラビンスキーの音楽に乗った踊りを . . . 本文を読む
7月2日にアラーシュとIvan Urban共演の真夏の夜の夢を見ました。2004年11月初演のこのJohn Neumeier版では12回目の上演でした。
ところがこのタイトルに書いたように 公演の後に ボリショイに詳しい邦人の方からさる主役級のバレリーナよりの話として何とこの日がこの版の最後の公演だった、即ち来シーズンからボリショイのレパートリーから真夏の夜の夢が消えるとのことでした。
そうと . . . 本文を読む