ドン・キホーテ 新国立バレエ 初日 ザハーロワ＆ウヴァーロフ

10月12日新国立バレエ団の今シーズン初日のドン・キホーテに行きました。

ザハーロワ、ウヴァーロフの黄金ペアが先日のガラを上回る出来でした。

特にウヴァーロフは体調の良さを感じさせる久し振りに見る若さまで感じさせる踊りでした。

ザハーロワは勿論相変わらずのよく上がる足と身のこなしで素晴らしかったのは言うまでもありませんが。

新国立バレエ団のドン・キホーテを見たのは初めてですが振り付けが元ボリショイ劇場バレエ芸術監督のアレクセイ・ファジェーチェフだけあって見慣れているボリショイの振り付けと略同じで特に主役の踊りはボリショイのままに見えました。これなら二人には何時ものボリショイの舞台のままの踊りで良いから落ち着いて踊れたことでしょう。

二人以外でもそれなりに見せるダンサーはいたのですが如何しても見慣れたボリショイのダンサーの踊りと比較するので体格に劣る日本人ダンサーは不利ですよね。

それでもコール・ドの男性のジプシーの踊りなどはジャンプと回転では負けない日本のダンサーの技量を見せたきびきびとした踊りが良く揃っていてシーズン初めの舞台で皆さんの気合いが入っていることが感じられました。