ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

ダンチェンコ劇場-再開初日-シンデレラ-11月4日-1-

2006年11月12日 | Weblog

皆様から様々なコメント頂き未だ御返事出来ておりませんが先ずダンチェンコ劇場の再開初日から1週間過ぎましたので先ずこの記事をUPします。同劇場のHP(ロシア語のみ)及びその英語自動翻訳版Site御参照。なお自動翻訳は同Siteが込んでいる時はErrorとなりますが時間を置いて再度Try頂くと読むことが出来る筈です。

同劇場は火事に2度遭遇し漸く9月3日に3年ぶりに杮落としガラをやりましたが未だ舞台設備がその時点では完全に出来ておらず漸く11月4日が同劇場として正式の再開初日のバレエとなったものです。ボリショイが国立であるのに対して同劇場はモスクワ市立であり良くも悪くもそれがこの二つの劇場を特徴付けているようです。即ちダンチェンコはモスクワ市民にとっておらが劇場で庶民的で料金も割安である代りに例えばダンサーはモスクワ市民を優先して採用するということのようです。

さて今回のシンデレラの新しい振付を行ったのはオレッグ・ビノグラードフでMoscow Timeの記事によると元マリインスキーのバレーマスターで16年前ブッシュ大統領によりアメリカ招かれ ワシントンのバレエアカデミー校長を勤め、その後ソウルの、バレエ団とバレエアカデミーを指導という経歴の持ち主とのこと。この日は再開初日でご覧の通り関係者が舞台総出ですので多分彼も舞台に立っていると思われますが当方にはどの人物か判らず。バレエ通の皆様の情報をお待ちします。

指揮はフェリックス・コロボフ (この写真の左端)

シンデレラはナタリヤ・クラピビナ、プリンスはギオルギー・スミレフスキーが演じました。この2人はボリショイではナタリヤがプリマというのは一寸辛いがギオルギーはプリンシパルと言っても遜色ないかなというLevelか。(衣装でお判りの通り舞台中央)

これ以外の主要は配役は

妖精:Kadriya Amirova (白い服の写真左から4人目)

継母;Irina Belavina, 娘たち:Yulia Belova, Anna Voronkova

王:Dennis Akinfeev

ダンスマスター: Dmitry Hamzin

スペインの踊り: Dariya Darienko

この振付の筋などはこの後UPしますが取り合えずカテコ動画で雰囲気お楽しみください。

1.コールド(女性バレリーナの中に日本人が1人いるというバレエ通情報、又ボリショイではお馬さんと友人が演じるところをここはこの赤い服の兵隊が演じた)

2.継母、娘たち、妖精

3.シンデレラ、大路

4.関係者挨拶

5.花束

6 継母、娘たちのひょうきんな演技

 

 



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2 コメント

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カラフルなこと (Usako)
2006-11-13 02:15:16
どのような設定のお話か分かりませんが、カラフルで楽しそう。元キーロフ・バレエ監督オレグ・ヴィノグラードフ氏はシンデレラ役のクラピーヴィナの左隣赤いベストの方ですね。韓国のユニバーサル・バレエ団を指導していたのではなかったでしょうか。ダンチェンコのバレエ監督はHPを見るとミハイル・ラヴロフスキーとなっていますが、ボリショイの往年のスターでウラーノワ主演の「ロミオとジュリエット」を振付けたレオニード・ラヴロフスキーのお子さんなんでしょうか?

昨日新国立劇場に行った際に貰ったバレエ公演のチラシの中に、12月初めに某バレエ公演「くるみ割り人形」のゲストで雪の女王と王をダンチェンコのプリンシパルのリリヤ・ムサヴァロワとアイダル・アフメトフが出演と出ていました。
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なるほど (管理人)
2006-11-17 04:43:02
Usakoさん
コメントありがとうございます。
返事遅くなり申し訳なし。話の筋など別途UPしますのでしばしお待ちの程。
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