1835年のプーシキンの作品を元に1905年頃にコルサコフが作曲したオペラ The Golden Cockerel (金鶏)を今日(12月11日)のMatineeで見ました。勿論戦争と平和と同様ロシア語での上演。1909年にボリショイで初演され今回で228回目、今回上演の演出は1988年版でこの版の154回目と平均すると最近は年9回ほど上演されている題目です。パンフレットがカラフルな様におとぎ話で小さな子供連れが多い舞台でした。料金も今日の最前列で380ルーブルと金曜に見た戦争と平和がDress Circleで1600ルーブルだったのとは大違いですが1988年の演出版ですから舞台装置も戦争と平和と違い大きな投資は要らないでしょうしそもそも舞台装置は大掛かりな物は無い出し物でした。何れにせよ380ルーブル(1500円程)の最前列でのオペラ鑑賞は大変お得なのは間違いありません。
オペラそのものの内容は要約するとロシア風の王様Dodonが中近東風の女王Shemakhanにたぶらかされて魔法使いとの約束を破って金鶏に突き殺されるという一寸風刺の効いた話。
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