ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

白鳥の湖

2005年11月17日 | Weblog

今日は岩田さんが道化(FOOL)を演じられる白鳥の湖を見に行きました。昨日思い立って買ったので席は天井桟敷(1 ярус)の2列目で舞台に向かって可也右側と舞台の右の手前一部が一寸見難い席でした。それでも人気の白鳥の湖ですから2400RUB(1万円ほど)です。満席。今日から4日間は長年ボリショイのプリマを張っていたMaya Plisetskayaの記念公演で貴賓席に彼女が到着すると万来の拍手、公演が終わった後は舞台で挨拶がありました。写真の右から2番目が彼女、一番右が指揮者のPavel Klinichevです。彼女は白鳥の湖のOdette-Odileの役をなんと30年(1947-77)ボリショイで張ったプリマです。今夜のOdette-Odile役はNzdezhada Gracheva, 王子役はRuslan Skvortsovでした。舞台の方も長年のプリマの記念公演だけあって皆の気合がいつも以上に入っていて素晴らしい舞台でした。岩田さんも全く軸のぶれない素晴らしい踊りで拍手喝采を浴びていました。現在の白鳥の湖は2001年版でお城の舞踏会の舞台は豪華な金を全面に使った舞台で最初の場面に出るバレリーナも金を主体にした衣装です。その衣装や舞台装置と白鳥の群舞の純白の衣装の対比が見事でした。今シーズン2回目のボリショイでの白鳥の湖、その前にはラトビアのリガでも見ましたが何度見ても白鳥の湖は楽しめる舞台ですね。

 



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2 コメント

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あこがれの (pekoe)
2005-11-17 20:13:59
あの大プリマ、マヤ・プリセツカヤのお写真、感激です。相変わらず優雅で美しいですね。黒鳥も見事だったけれど、白鳥の優雅さと気品はまさに絶品でした。彼女の後を受けた若いプリマも、きっと素晴らしい踊りだったのでしょうね。
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マヤ プリセツカヤ (筆者)
2005-11-18 07:06:06
コメントありがとうございます。

11月20日で80歳とはとても思えません。

日頃の精進のお陰でしょうね。

追加の写真UPしました。

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