さて肝心の舞台ですがMoscow Timesが見た後の最後の追い込みはやったのでしょうがやはり消化不良を感じさせる舞台でした。
と言うかそもそもウィールドンの振付の意図が不明で良く判らない舞台でした。シェークスピアを意図して途中で方向転換して時間切れで何を表現しようとしたのか多分ダンサ-も判らないままの舞台だったのでは。
劇場全体が暗いままにスタートし幕が開くと喧嘩して怒っているバレリーナ。音楽は暫くなし。赤、緑、青、紫の衣装でゆっくりした動きのバレエ。途中で日本の太鼓のような音や中国のジャンのような音が使われたり。
それぞれのバレエの動きは難しそうなものもありましたが筋がないバレエなら無いなりに綺麗なバレエであればそれはそれで良いのですがこれは良く判りませんでした。ドミトリーグダーノフ以外は男女カップルの踊り。
そして何よりも結局初日から3日目までこの演目は一組が踊り続けたということが二組目まで振付をこなせなかったことを物語ります。次回の3月の舞台では更に練習を積んだバレエを見せてくれることを期待します。
カテコ動画
1 全員カテコ、ウィールドンと指揮者Igor Dronov、
2 黒服がライトデザインのMary Louise Geiger,振付助手のKatita Waldoか。
3 マリアアレキサンドロワとユーリ クレシシェフ組とスベトラーナルンキナとルスランクボルトソフ組そして本バレエの中心のドミトリーグダーノフ
4 花をウィールドンがバレリーナへ
5 幕前
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