今日のバランシン振付集の内の一作 Tarantella(ボリショイで2004年初演から12回目)を岩田さんが演じられました。相手役は昨日と同じNina Kaptsova.
この踊りは一晩中踊るというのがモチーフになっているとかで兎も角激しい踊りが続きその中でタンバリンを持って音楽にリズムを合わせなければいけないという大変なダンスです。
岩田さんはその中でもリズムをきっちりとタンバリンを鳴らす場面でもキチンと鳴らしてきちっと止まるべきところでポーズを取ってこの難しい演目を踊られました。
ジャンプや回転の連続技で物凄く体力が消耗する演目ですので最後は一寸お疲れのようでした。
当時は知識もなく、堀内氏の踊りを見て、「そうか、バランシンは本当はこういう風に音をとって踊るものなのか」と初めてわかったようなところがありました。
当時私たちから見て天才振り付け家バランシンに、アメリカで気に入られるなんて、凄いことだったのです。ボリショイで初の日本人ソリストとなった岩田さんとともに。
でも、堀内元さんはわりと早くにアメリカのバレエ団に芸術監督になったかなにかでダンサーとしてはそんなに長く踊られなかったような。
そのタランテラを岩田さんが踊られた写真を見るのも、感慨深いものがありました。
岩田さん、素敵な笑顔ですね。
いつも参考になる情報ありがとうございます。
今後共 岩田さんの演じられる日は極力見てUPするようにしますね。