飼猫タマのニャン生

飼猫タマ(雑種 雄)の或る日

映画 泣きたい私は猫をかぶる

2022-11-21 22:22:22 | 映画鑑賞
※感想・考察のため、作品の一部ネタバレ注意ですニャ。


先日「泣きたい私は猫をかぶる」という映画を観ましたニャー。

『泣きたい私は猫をかぶる』予告編 - Netflix




この映画を観た時、ジブリ映画「猫の恩返し」を彷彿とさせたので、少し感想・考察を書きますニャー。
「猫の恩返し」に似ている点ではニャく、異ニャった点を挙げると、
・恋愛要素が多い
・情報量が多い

がありますニャ。




・恋愛要素が多い
「猫の恩返し」では、一応多少の恋愛模様あるものの、あまり際立って描かれておらず、
「泣きたい私は猫をかぶる」では、笹木美代と日之出賢人の恋愛模様がガッツリ描かれていて、
この展開は「耳をすませば」に近いと感じましたニャー。




・情報量が多い
両映画とも「人間が猫にニャる」点は同じですが、その代償について、
「猫にニャる方法」「人間との会話」「寿命」について比べてみると、

「泣きたい私は猫をかぶる」
・猫のお面をつけると猫にニャれる(逆に猫が人間のお面をつけると人間にニャれる)
・猫側は人間の言葉を理解できるが、人間側が猫の言葉は理解できニャい描写をしている
・人間が猫にニャると、その分寿命を取られる(おそらく頑張っても20年程度しか生きられニャくニャるでは?)


「猫の恩返し」
・『猫の国』に居続けると少しずつ猫にニャる(完全に猫にニャるかは不明)
・猫と人間、お互いに会話できている描写をしている(詳細は不明)
・寿命に関する情報は不明



「猫の恩返し」の方は『不明』という点が多いですが、
そもそもジブリ映画は、あまり設定を語らニャいのが特徴と言えますニャー。


ジブリ映画は設定を多く語らニャいため、視聴者一人一人が想像力を働かせ独自の解釈をもち、老若男女ごとに違ったストーリーがあると思いますニャ。

まあ、そのせいでジブリ映画は都市伝説が多いことでも有名ですニャー。
(「トトロの正体」や「キキが魔法を使えニャくニャった理由」や「千と千尋の神隠しのその後」等)


そのため、「泣きたい私は猫をかぶる」は「猫の恩返し」と比べて、映画内で細かい設定が多く、情報量が多いと感じましたニャー。





ただ、他の方も言っていますが、
「泣きたい私は猫をかぶる」は、ジブリ映画「耳をすませば」「猫の恩返し」が好きニャ人には楽しめる映画だと思いますニャー。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【マルシェルモニター限定購... | トップ | 【マルシェルモニター限定購... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画鑑賞」カテゴリの最新記事