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脳の神経伝達を意識した対応(1)

2018年11月24日 | 教育
脳の働きを欠かせない伝達物質を意識して対応する

発達障害がある場合,脳の中で神経伝達物質がスムーズに流れず,
情報伝達が阻害されるということがある。
(神経伝達物質が伝わらず再取り込みされてしまう。)

脳からの指令がスムーズに流れないため,状況の把握や感情の
コントロールがうまくいかないということが起こる。

・すぐにうごいてしまう。
・衝動的に行動する。
・注意が散漫になる。
・注目できない。
・感情の抑制が効かない。

そういった行動として表れる。

人間の感情に深くかかわるモノアミン系と
いわれる神経伝達物質は,

1 ドーパミン
2 ノルアドレナリン
3 セロトニン

である。
それらの神経伝達物質の再取り込を抑制する物として

・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込阻害薬)
・メチルフェニデート(ドーパミンの再取り込阻害薬)

等が服用される。

しかし,学級には発達障害の傾向はあるが,特に
薬を服用していない児童・生徒も多い。

<その場合,どうするか。>

教師の授業行為により,神経伝達物質の流れをスムーズにさせていく
ことが必要と言われている。


ー脳の神経伝達を意識した対応(2)に続く。ー




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