大工さんのまねごとー墨付け

2013年03月09日 | DIY
ただの丸太から、どうしたらあんなきれいな柱や板ができるのだろう、調べてみると昔は機械がなかったし道具を使って手作業で製材していたそうです。それこそ何千年も。

 その頃にも線、特に直線を早く正確に木材に“乗せる”技術がありました。それは墨ツボです。
これはホームセンターで買ってきた現代風のものです。原理というか基本的な構成は昔のものと変わりません

 針がついてますのでそれを刺して墨ツボをぶらさげると垂直がでます、線がぶれないように木に糸の跡をつけたら反対側も同じようにし、刺した針はそのままにして元の針の跡まで糸を延長してきます。
 あ、これは大工さんが糸をつまんでパシィンと弾く、あれですね。墨がまがいなりにも乗りました。 で、MHはここで思ったんです、この線に沿って一丁「背割り」をいれてみたら?やってみた結果こうでした。完全にななめですね。ちなみにこれは丸ノコをつかってやりました。

小道具、じゃなくて古道具

2013年03月09日 | DIY
 父が遺したものです。


父は大工ではありませんでしたが、昔はどこの家にもカンナやノミはあったものだと思います。


 これらは、刃を研ぎなおせば十分使えそうですので、間伐丸太の下処理のコツをつかんだら加工仕上げの段階で使ってみようと思ってます。
これは、片手持ちの刈り払い鎌と木材をひっかけるトビグチだと思います。鎌の方は、間伐材の皮むき(ピーリング)に使えそうです。

バリ取り

2013年03月09日 | DIY
自然亀裂の割れ目を裂いて作った反割丸太。不格好ではありますが、「縁側」に仕立てました。
でも「ササクレ」があるので、雑巾をかけても糸くずがひっかかり奥方はじめウチの者は相変わらずここから出入りしておりません
どうせ親父の手作りはこんなもんさ。ちぇっ、ちぇっ・・・・といじけていてもしかたない。 いいもの見つけました。カップワイヤーブラシ。バリをとるやつで、値段も500円しませんでした、これしかないっ。
順調にバリ取りができています。だいぶ表面が削れてきました。
 これがバリ取り前です。 進行途中です。 長いササクレはノミではつりました。 こういう自然の起伏が後で味わいにならないかなあ。

 これで、雑巾をかけても糸がひっかかったりしなくなり、家人もここから出入りしてくれるようになるかも。