三度どころじゃない。
多分もっと行っている。
どうしても癖になってしまうのだ。あの生暖かい空気となんとも言えない香りが。
最初は不快だと思っていた。
タラップを降り立った時には、決まって期待よりも後悔が先に来ていた。(http://blog.goo.ne.jp/moutonmouton/e/8bb11bf74eb936f39a1b304adb38d62e)
けれども今回は違う。
あの湿気もあの匂いも全部ウェルカムだ。
苦手だったパクチーがいつの間にか好きになっていたと言えば、想像がつくだろうか。
今回、まず降り立ったのは、マレーシアのクアラルンプール。
乗り継ぎの定番だ。
バンコクまでの乗り継ぎであったが、フライトの時間をあえて10時間後にして、その間に街にでるという荒業に出た。
とりあえず何も考えず、中心地KL Sentralに向かう。
いままでであれば、バス乗り場へ行って、”KL Sentral, KL Sentral !”と叫んでいるオッサンに10リンギ渡して、そのバスに乗り込めば良かったのだが、今回はちょっと様子が違った。
まず、勧誘してくるオッサンがいない。
そして値段も地味に11リンギに値上げされている。
チケットセンターに大人しく並び、発車時刻の印字されたチケットを受け取るシステムだ。
そして、バスの前にたむろしている若者の一人にチケットを渡せば、万事オーケーである。
バスは定刻よりも前に出発した。
らしくないな、と思うのは、マレーシアに失礼だろうか。
1時間ほど揺られてKL Sentralに着くと、さらに驚いた。
コインロッカーがある。一番小さいやつで、100円ちょっと。
でかいやつだと人一人入りそうなサイズ。
完全に旅行者向けだ。ありがたく使わせていただく。
そして奥に進むと、さらに驚いた。
ショッピングモールができている。それも相当本格的なやつ。
早く来すぎたため、店は全て閉まっていたが、早めに出勤してきた人々が新聞を読んでいる。
おいおい。
伸び盛りの国はやはり違う。
成長しているという実感が人々の意識を押し上げている。
もう、余裕で住めちゃいますね、マレーシア。
この後、バンコクまで飛んで、ちょっとだけパタヤに滞在したのだが、日記が追いつかないので、省略。
次はカンボジアのシェムリアップだ。
Q.E.D.